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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

そして、また今日が始まる

作者: haimret

短篇です。

短いですが読んでもらって感想をもらえたらうれしいです。

反応が良ければ本格的に連載版を作るかもしれません。


よろしくお願いします。

 また死んだ。


 もう何度目になるだろう。


 数えるのが馬鹿らしくなるくらい同じ時間を繰り返した。それでも、この出来事は変わらない。


 そう。


 何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。ナンドモ。


 気が付けば俺は殺人犯になっていた。


 目の前には死んだ女が真っ赤な血で服を染める。


 手には血に濡れた怪しく光る包丁。


 刺した覚えなんてない。


 だが、自分の体にも血が付着していてどこからどう見ても俺が殺したようにしか見られない。


 でも、殺してなんていないんだ。俺は確かに店にいたはずなんだ。それもこことは全く別の。


 それなのに、気が付いたら俺はここで包丁を持って女の人は死んでいるんだ。


 信じられない。いや、信じたくない。だが、事実は変わらない。きっと、またここを誰かに見られて警察に連れて行かれる。


 だから、ここを終点に俺はまたやり直す。


 何度だってやり直す。愚かな俺はやり直す。


 人殺しになっていない未来を掴みとるために。


 また、今日を始めよう。

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