いずれ天上の捕食者～人外認定された俺、最強の覚醒スキル『共食い』でダンジョン『も』喰らう。～

　豊富な資源で溢れた特異の地、ダンジョン。
　多くの企業、団体はそこに人間を使わせて利益を求めていた。

　そしてその人間のことを探索者と呼び、主人公はこれをサポートすることを主軸とした会社に勤めていた。

　そんなよくいる会社員として生活していた主人公竜瀬に転機が訪れる。


　飲み会の帰り、輩に絡まれた先輩上司を助けようとした時、偶然にも人間の血を摂取。

　捕食衝動と共に、モンスターの特徴と『共食い』というスキルが現れたのだ。


　これにより人間として扱うことができなくなった主人公はダンジョンへ追放。
　強力なモンスターで溢れる区画で目を覚ましたこともあって、絶体絶命の窮地に立たされた。
　だが、膨大な経験値やモンスターの特徴、スキルを得られる『共食い』、パラメーターを大幅に上昇させる『捕食衝動』、チートと言っても過言じゃない2つが発動したことでモンスターを圧倒。

　さらに、ひたすらに弱いモンスターたちの肉を食う、弱肉強食を体現することで最速のレベルアップがスタート。

　主人公はダンジョンの中で食物連鎖の頂点を目指し、自分を追放した人間たちの上にさえ立とうと奮闘を始めるのだった。