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【プロットタイプ】変な痣出来た〜

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

中身のねぇ〜。お話。

明日また頑張ろ。

どれだけ気を付けていても、保湿をしても、日焼けを防止しても、白い素肌は斑に染まる。濃淡のある赤、紫、決して白一色とは行かない。

そして今日も、風呂に入る前に胸に浮かんだ赤い蚯蚓(みみず)脹れを眺めていた。多少引っ掻いただけでも腫れ上がるそれは、最早体質という事で片付けている。

しかし本日はそれ以外でも。妙な部位に妙な痣が出来ていた。


本日は昔懐かし幸江一号を眺めながら、小説を書いていた。表情のないただなだらかな女の曲線を描いただけのマネキン。それでも無駄を削ぎ落としたからこその美しさがある。

すると背後からどっどっどっと足音が、そしてそれに付随して、叫び声も共に聞こえて来る。

「瑠衣たぁ〜ん!!」

うるさ。

「大変なんだよぉ〜!!」

お前、毎日が大変じゃねぇか。

「変なところに変な痣が〜!!」

ここまで聞いたところで無視をしていいと判断した。俺に報告する前に、さっさと風呂入れ。

そう思って幸江一号の汚れを拭うべく、ハンケチを手にしたその時だった。此方に迫って来た鏡花の足音が止まる。無視して幸江一号の相手をしようとした時に、絶叫する。

「面白いんだよ〜!! 二の腕の肩付近にキスマークみたいな痣が出来てる!!」

振り返って見てみると、あられもない女の姿があった。

ダボダボの寝巻きの釦は全て開けられ、胸元がよく見える様に指で引っ掛けて晒す。ブラジャーの紐が、女の生白い柔肌が、容赦なく眼前に晒される。

これを見て、喜ぶ男がいるだろうか? 俺は居ないと思う。色気も減ったくれもない。こんなもん見せられても下品なだけだ。

「何その顔」

「幸江一号の方が色気があると思っただけだ」

「まぁいいや。ほらほら此処、二の腕の肩付近に変な痣が出来てる!!」

ハリのある胸の真横。白地に散った斑点とは別に、醜く咲いた紫陽花があった。赤黒く、濃淡の伴った痣。何をどうしたら此処に、このような痣が出たのか、俺には全く分からない。

「はぁ」

「瑠衣たん、寝てる時、キスマ付けた? ネタになるかもとか思って」

「ネタにするなら普通、首周りかデコルテラインだろ。お前一体何したよ」

リアリティ求めて付けるなら、尚のこと遠慮しない。だから俺じゃない。俺はその様をしげしげと眺めた後、鏡花の顔を見る。

「お前、何時風呂入るんだ。あと布団でやる様な事を素面でするな」

この後、鏡花の絶叫が聞こえた事は言うまでもない。

普段の二人の会話が書きたくて。

表面かつ無邪気な鏡花は基本、色気も減ったくれもありません。こんな感じ。


ところで変なところに痣出来ません?

私は出来るんです。面白いところに出来ます。

眠いね。色気のある行為を、色気なく話すという会話。


何も書くことない時って、あとがきもそんな無い。

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