生きることは楽しむこと「3つ目の奇跡」
12月28日
一昨日富士山を堪能したくせに
私 「海から昇る日の出がみたいなぁ。明日、無理だよね。。。」
ダンナ 「見たいの?」
私 「一番近い所だと、何処かな?」
ダンナ 「大磯なら、日の出を車の中からも見られるかな」
私 「明日はきっともっと天気いいよね。。。」
ダンナ 「わかった、わかった。じゃ、明日行こう。でも早朝に出発するよ」
またもや私のわがままで超強行ドライブ敢行!
朝3:30に起きて小田原の酒匂海岸を目指す。
渋滞がなければ意外に近くて2時間弱で到着。
ここはダンナと投げ釣り(サーフ)で一度来たことのある海岸だ。
もう、砂浜を歩くのは無理だけど車の中からでも
真正面に広がる海が一望できた。
釣り人たちは、朝マヅメを狙って数名スタンバっていた。
空が赤らんでくるまで、しばし車中で待機。
段々と右の空が赤く染まってきた。
日の出前のこの光景がとても好きだ。
夕景も素晴らしいのだが
朝の活気に満ちた命の息吹は生き物に力を与えてくれる。
しかも今日は晴天なのでそのパワーは明らかに増している。
赤く染まっていく、ということは海岸線には薄っすらだが雲がかかっている。
でも、太陽が昇る位置はにわかにはっきりと分かってくる。
私 「あ!あそこから昇るね!」
ダンナ 「ああ。そうだね」
ぼっかりと浮き上がった太陽を拝んで命のお礼をしたあと
一休みしてもう一度海を見たいと思ったが、真正面の太陽は
あまりにもまぶしく、海の青さを見ることは難しかった。
でも、何か後光が差したかのようなその光景は別の意味で印象に残るものだった。
そこからは帰路に着くだけだったのだが、ここで3つ目の奇跡。
家々の隙間から抜けて見える雲一つない空に思いもよらないものを見た。
富士山だ!こんなラッキーがあるのだろうか。。。
無理をして出てきた甲斐があった!
でも、私の人生における最大の奇跡はダンナと巡り会えたことだ。
出会った時は、私のわがままから色々と迷惑をかけたのだが
最後にはこんな私を受け入れてくれた。
30歳に結婚し、それから30余年間連れ添ってくれた。
何より、私はダンナに全幅の信頼を寄せている。
(私がいい加減で気分屋で本能的に動いてしまう、わがまま女なだけに)
最大の奇跡は「ダンナと一緒に人生を歩めたこと」だ。
ここでこの日記は終了とします。
余命数週間がどれぐらいの長さなのかはわかりませんが
命が燃え尽きた後は、葬式やお別れ会などは行わず
火葬後の骨を伊豆の海に撒いてもらう様にダンナにお願いしてあります。
(お見送りはダンナだけ。他の人はお断りします。いかにも私らしいでしょ?)
短い間でしたが、駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
追記)
日記の締めとして、あえて激しい表現を使いましたが
私が忌み嫌っている人間社会の慣習に従うことを拒んだ結果です。
それに反して愛してやまない「自然」への感謝の気持ちから
自然に還ることが一番の喜びとなります。
その後、皆さまがふとした瞬間に
私のことを思い出してくれたらとても幸福です。




