こんな偶然って、あるのね
2年ほど前からボートレースの女子戦にハマっている。
もちろん、SGクラスのレースも迫力が違うので見てはいるが
SGレースでも、人気投票によるものには女子レーサーも名を連ねている。
ひと昔前なら、女子だけのレースなんて到底想像できなかったに違いない。
その時代の先駆者たちにももちろん魅力を感じる。
男社会で女性が頑張ることは並み大抵のことではない。
一般社会でもそれは同じで、それなりの努力と忍耐を必要とする。
ボートレーサーなら、それは想像を絶する。
そんな思いの中、とても記憶に残る選手が何名もいる。
認知した順にお名前を挙げるとすると
日高 逸子選手(63歳 56期、登録番号3188)
山川 美由紀選手(55歳 57期 登録番号3232)
このお二人は私と年齢も近いせいで無条件に応援している。
日高さんは、2023年に転倒による負傷で大丈夫かと思ったけど
2024年はレースにも参加し、山川さんに次ぐ
史上2人目の2500勝女性レーサーなった。
2025に長期休養を表明されらしい。
山川さんの方はまだまだ色々なレースに参加している。
谷川 里江選手(57歳 60期 登録番号3302)
こちらも年齢が近い。最初は存じ上げなかったけど
とにかくマクる。マクったレースで穴をあけた時とか
勝利者インタビューで「舟券買ってください」って言うところが好き。
香川 素子選手(80期 登録第3900)
この方以降は私と年が近いとは言えないので年齢は省略。
なんか、この方のノリが好きなんですよねー。
実際レースより先にトークで見て「いいなー」って思った。
ダンナ曰く、レースの方もやはりがんがん行くタイプとのこと。
田口 節子選手(85期 登録番号4050)
この方のレース、す、すごっく好きです。
レースを見る前に、ファン感謝のイベントかなんかで
この方の熱狂的なファンがいて
「どうしてそんなにも熱狂するのかな」って
思ってたんだけどレース見てびっくり。
特に2コースからの勝率が高いのも特徴的。
(これがかっこいいんですよー)
「ジカマ」「サシ」臨機応変、自由自在(楽)
遠藤 エミ選手(102期 登録番号4502)
超有名選手。女子No1と言ってもいい。
少し男っぽいので、本人は色々と自虐ネタを振りまくけれど
実はとても女性っぽいかわいい人だと思う。
去年の賞金女王になった時「ティアラ」と「ガウン」を身に着けて
「ギャグになってしまう」的な自虐ネタを入れつつも涙を流していた。
男に混ざってSGで優勝するという女子では初の快挙を達成しているし
その後も色々な局面で大変な思いをしてきているんだろうなぁ。。。などと
同性として、男社会で戦う辛さなどを想像して
心から「ファイト!」と応援してしまう。
さすがの腕前で綺麗なレースをする所も大好き。
守屋 美穂選手(101期 登録番号4482)
こちらも超有名選手。腕前も人気も一流。
ただ、フライングに泣かされているので
今年こそは、年末のクイーンズクライマックスでお姿を見たい。
フリートーク番組で、遠藤選手をいじったのも面白かった。
司会者に守屋選手が
「エミにこの"ウフ"のぶりっ子ポーズをやってもらおう!」とリクエスト。
別の回で司会者が"ウフ"ポーズをリクエストしたところ
遠藤選手が司会者に「守屋さんでしょ。こんなのやらせるの」と訴えてた。
(でも、遠藤選手、ちゃんとポーズとってくれました)
浜田 亜理沙選手(104期 登録番号4546)
凄腕美人選手。人気も高い。
2023年12月31日、多摩川競艇場でのG1
「第12回クイーンズクライマックス」の優勝者。
この年、多摩川見に行ったんだよなぁ。
優勝戦はめっちゃ混むので別の日だったけど。
最近最も応援している若手女子選手の清水 愛海選手が
よく口にする選手。色々とお世話になっているらしい。
海野 ゆかり選手(71期 登録番号3618)
この方はかっこいい。出立もレースもかっこいい。
やはり気になる選手。いつも注目している。
シーズン中、レースで一等とる度に1勝目、2勝目と
指を立ててポーズを取るお姿、イケてる。
平山 智加選手(98期 登録番号4387)
我が家では「先生」とお呼びしている。
この方が多摩川の優勝戦で4コースからのマクリを決めて
見事優勝したとき、ダンナがその舟券当てて
地元の美味しい近江牛+和食のお店に20年ぶりに行くことが出来た。
これが大当たりで、以前来た時とは板前さんが代わっていて
オリジナリティ溢れる懐石を頂けた。
その後もその板前さんが止めるまでは
月1ぐらいで食べに行けたのも先生のおかげです。
先生とお呼びしている理由はそんな漁夫の利的なことではなく
しゃべり、態度、地元愛、全てにおいて抜かりが無く
レースもホントにあきらめない姿勢がまさに「先生」。
ちょっとエンジン等の性能が平均以下のものを引いちゃっても
どこかで調整してくる。
「心を込めて走ります」と勝利者インタビュー等で常に
おっしゃってますが、まさに有言実行でございます。すばらしい。
藤原 菜希選手(107期 登録番号4627)
空手の元世界女王だけあって、力強い。
結構応援しているのだけど
強引に行かない分ちょっと引いてしまうことがあるみたい。
でも、調子がいい時のノビやターンが、気持ちいい。
体幹と腕力は十分なのでキレがある。
高田 ひかる選手(113期 登録番号4804)
今井 美亜選手(106期 登録第4611号)
堀之内 紀代子選手(84期 登録番号4011)
高田選手は「マクリ姫」の異名を持つ。
今井選手は初めて見た時、思い切りのいいレースをしていた。
後で知ったのだが、この方年末のクイーンズクライマックスで
遠藤選手を破って優勝してました(私、見る目ある(笑))
堀之内選手はチルト3度の大外マクリ屋で売ってる。仲道選手を師と仰ぐ。
女性ではなかなか厳しいが、時々チルト3で勝負してくれるのがうれしい。
(男性ならやっぱ菅選手が面白い)
チルトとは
モーターの取り付け角度のことで
チルトは下げたほうがボートは安定すると言われている。
-0.5度や0度でレースをするレーサーが多い。
チルト3度にすると伸び型になり豪快なレースをできることもあるが
乗りづらくなるなどのリスクも大きい。
山田 理央選手(129期 登録番号5218)
米丸 乃絵選手(128期 登録番号5193)
同時に見初めた選手。
若手らしいマクリがいいのだが、山田選手は最近マクリ差しが多いようだ。
今でも気にかかる若手2選手。
深川 麻奈美選手(100期 登録番号4447)
赤井 睦選手(111期 登録番号4733)
こちらもほぼ同時に認知した。
インタビューの際の受け答えもはきはきしているし
お二人とも行くときゃ行くっしょ!の気合がある。
深川選手の節間優勝をつい最近初めて見た時は心から嬉しかった。
(舟券は外したけど(笑))
西橋 奈未選手(119期 登録番号4961)
こちらはダンナが気に入ってる選手の一人で、
付き合って見ているうちに「行くねー」と気になる選手の一人となった。
去年大けがをして顔面に手術の後が残っている状態で
「何としてもレディースオールスターに間に合わせる」と気合のコメント。
実際間に合わせた(レディースオールスターはファン投票で選出される)
その後も気合の入ったレースで見る者を楽しませてくれている。
小野 生奈選手(103期 登録番号4530)
魚谷 香織選手(96期 登録番号4347)
同時に認知。
御2人共に、インタビューの受け答えがしっかりしていて
当然レースもきっぱりとした内容。
見るのが楽しみな選手。
細川 裕子選手(88期 登録番号4123)
三浦 永理選手(91期 登録番号4208)
御2人ともお強いです。
ちょっと、雰囲気が似ていてレース運びも「うまい!」と
思わず言ってしまう事多々あり。
あまり自分を褒めない印象も似通っている。
レースとなると、ちょっと機力が悪くても隅に置くことが出来ない選手。
清水 愛海選手(127期 登録番号5163)
今、若手レーサの中で一押し。
綺麗なレースをするし、腕もいい。
男性レーサーとも結構頑張ってツケマイ耐えたり、引かない気の強さ。
これからもただただ応援モード。
竹井 奈美選手(104期 登録番号4556)
こちらもダンナが推してる選手。
つい最近産休から復帰して見たレースが衝撃!
インを取ったのに2コースの選手に頭取られた後
道中で抜き去るまでのコーナーでのツケマイターン!
こ、こわいっす。強いっす。もっと見たいっす。
倉持 莉々選手(114期 登録番号4825)
インタビューの時の目の輝きが印象的だった。
一発で気に入った。レース運びもとても綺麗で攻めも勢いがある。
「この選手、気に入った!」と、レースが見たい、見たいようと騒いでいたが
B2なので中々出てこない。でもつい最近多摩川で見ることが出来た。
この倉持選手について
「競艇選手になる前に血液のがんの一種であるホジキンリンパ腫を患ったが
克服してプロデビューを果たした」という情報を後からダンナから聞かされ
「う、うそでしょ」と驚いた。
「治療は過酷で、副作用に苦しみ、テニスや水泳などのトレーニングを再開し
再び養成所試験に挑戦。見事合格」
なんだろう。不思議な縁。
ま、そんな縁なしでもとにかく気に入っているので
倉持選手のレースをもっと見たい。
私は若い頃からとにかく全てにおいて「気合だ!」と思っている。
気合というのは、意識的に自分を奮い立たせる技。
何事にも「意識」を持ち実行する。
これが生きていくのに一番肝心なことと若い頃から決めている。
そして最も重要なのは、それを持続させること。
今も色々な辛い状況を、意識的に自分の中で消化しながら
「これが生きていくということ」と気合で頑張っている。
もしかすると、様々な苦難を乗り越え
それでも強気でレースに立ち向かう女子競艇選手たちに
知らず知らずのうちに励まされていたりもするのかもしれない。




