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禁断の場所  作者: ツヨシ
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仕事の関係で地方都市の郊外にある住宅街に引っ越した。

ちょっと田舎だが環境はいい。

しかし気になることが一つ。

住宅街の一番奥に小さな工場があるのだ。

廃工場で、長い間放置されているのだが、奇妙なことに窓も入り口も全部鉄板で覆われ、ご丁寧に溶接までされているのだ。

――なんだこれは?

近所に住む何人かに聞いてみたのだが、若い人は良く知らないようだし、年配の人は何か知っているようなのだが、露骨に話題を避けるのだ。

――絶対になんかあるな。

そう思っていた矢先、ひょんなことから職場の初老の先輩が、かつてそこに住んでいたことを知った。

当然、先輩に聞いてみた。

「いやあ……」

先輩はごまかそうとしたが、俺が食い下がると答えた。

「あそこ、突然幽霊が出るようになってね」

「幽霊?」

「そう。しかも幽霊が出るようになってから、あそこで何人も人が死んでいるんだ。だから誰も入れないようにしているんだ」

「そうですか」

「あれが気になるようだが、関わると大変なことになるぞ」

「わかりました」

俺はそう言ったが、実は俺は無類のオカルト好きなのだ。

こんな面白い物件、指をくわえて見ているはずがない。

早速行動に移した。


夜、工場に行った。

会社から切断機を持ってきて。

切断機は少しの音と火の光があるが、工場は住宅地の一番奥でしかも一番近い家からは少し離れている。

おまけに俺が開けようとしている入り口は、住宅地から反対側だ。

音も光も住民に届くことはない。

――やりますか。


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― 新着の感想 ―
はてさて、座敷わらしの様な無害なものか、それとも憑依呪いも躊躇せぬ怪しげなものか、生者の狂演を隠すための方便か……。
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