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仲が悪いわけじゃないんです

「わ、素敵ー!」

「はしゃいで転ぶなよ?」


車で1時間ほどかけて、あっちゃんおすすめの図書館にきている。今時の凝った建物とは真逆の王道の図書館なのだけど、クラシカルな造りが個人的に大好きなのだ。


図書館前の緑豊かな庭園にはあちこちにベンチもあって、今日のような真夏日でなければ木陰で読むのも気持ち良さそうだ。


「わっ」


図書館内は圧巻の蔵書数で、吹き抜けの2階建ての窓からは明かりとり用の光が微かにこぼれていて、これで梟でも翔んでいれば、いつか見た洋画のワンシーンのようだった。


圧倒されて立ち止まった私を呆れたように笑うと、若干奥まった場所にある学習用のデスクまであっちゃんにつれていかれる。



「昼前までは課題だな」

「まずは資料を探さなくちゃ。芳賀センセイ、おすすめご教授くださいな」

「俺をつかう気マンマンかよ」



夏休みの間はどこに出掛けても学校の子との遭遇率が高い。なにも用事がないとあっちゃんは1日家のなかで本を読みっぱなしなので、どうせ本を読むならと図書館につれてきてもらったのだ。


私はサポートつきで課題ができるし、あっちゃんは好きな本が読める。

ばったり学校の子に見られても(あっちゃん=芳賀先生だとはあまり気がつかないだろうけど)どうとでも言い訳のしようがある場所だ。



ひんやりした館内で、蔵書の独特の香りに包まれながら、声を潜めてやりとりするのがすごくいい。


いくつかお薦めされた本をその場でパラパラと捲って目を通し、気に入ったものを厳選する。

抱えた本が3冊になったところであっちゃんが持ってくれたので、5冊目を吟味中の今も身軽だ。


「鏡の国のアリスなんて、また王道なの選んだな」

「王道だから面白いんじゃない」


課題は英語版の本を読み、感想を交えながら、その時代ならではの文法を検証するもの。

単純に英語ならば駿兄のほうが得意なのだけど、読書は最初の5ページから進めずに寝落ちしてしまう人なので却下。


時折、司書さんやあっちゃんに質問しながら進めた課題はけっこういい出来になってると思う。



「これ戻して、また違うの借りてくる」

「おー」


海外の超有名どころの推理小説を黙々と読んでるあっちゃんは、返事をしたものの顔もあげない。


もともと、暇があればテレビやスマホよりも本を読んでる事の多いあっちゃんだけど、そのほとんどは借りてきたもので、家に置いてある本はすごく少ない。

本を大切したい、けれど片付けられないのがわかってるから、らしい。


洋書の棚はまだしも、、場所的にも一番奥まったところだ。


(・・・あれ?)


3人分くらいあけた、隣にいる男の人。さっき洋書の棚でもすぐ後ろにいた気がするし、さっきから少しずつ距離を詰められている気がする。



本を読むふりをしながら、ちらりと横を見ると、その人と目があった。


「っあ」


しまった、と言う顔をした人に見覚えがある。

ひゅ、っと吸い込んだまま息が止まった気がした。


「や、やあ、りこちゃん」


ぎこちなく手をあげて近付いてくる人は、母の恋人だった人で、姉が奪って結婚した人だ。


本を胸にぎゅっと抱えたままじりじりと後ろに下がると何故か困った顔をされる。


「久しぶり、だね。えーと、そんなに怖がられるとちょっとショックかなぁ。あはは」


姉と海外にいるのではなかったのか、なぜここにいるのか。


「わ、わたしに、なんの用ですかっ」

「久々に見たら大人っぽくなっててびっくりしたよー。今、高校生だっけ?」


自分の話は聞いてもらえていない。

それが余計に怖くて、声がうまく紡げなくなる。


ここは行き止まりだ。

助けを求めるなら、大きな声を出すか、あの人の横を通り抜けて行くしかない。


「ちょっと梨子ちゃんに用があってさ。こっちで話しようよ」

「っっっ」


にこやかに笑って伸ばされる手に、喉が詰まる。


「や、」



「ちょっとアンタ、なにしてんのよ!」

「うわ、いってぇ!」


ぐいっと姉の夫の肩を押し退けて割って入ってきたのはよく知った人で、私の顔を見るなりぎょっとしたように悲鳴をあげた。


「アンタ、りこに何したのよ!」

「な、何も、何もしてないって!!!」


胸ぐらに掴みかかっていくゆっこを後ろからぎゅっ、と抱き止める。


ゆっこの大声を聞き止めて、周りがざわざわすると同時に、姉の夫が悲鳴を上げた。


「いっててててて」

「おい、何してんだ」

「おっそい!助けに来るの、おっそい!」


腕を捻り上げたままあっちゃんは周りを見渡し、駆けつけてきた司書さんに何か話すと、館外の休憩スペースまでそのまま連れていく。


ゆっこには渋い顔をされたけど、私も後をついていく。と、足元がふらついてゆっこが慌てて支えてくれた。


「ありがと、ゆっこ」

「まったく!図書館なんてほぼ来ることなんてないんだからね!てかこの図書館なんて初めて来たんだからね!!奇跡的に居合わせたアタシの愛を重く受け止めなさいよ!」

「ふふ。そういえば図書館とゆっこって似合わないね」

「大和に課題手伝ってもらったんだけどさ、代わりに資料返してこいって。じゃなきゃわざわざこんな遠いとこ来ないよ!大和の彼女の地元がここで感謝!!」

「私も感謝しなきゃだね。ゆっこが奇跡的に来てくれてよかった」


息がちゃんと出来るようになって、ほわっと笑う。


「もう・・・・まだ顔真っ青だし」

「りこ、そこで甘いものでも飲んでな」


ポンとお財布を私に放り投げ、すぐそこにある自販機を指差す。



「ムキー!!飲み物ぐらい買ってやれっての!」

「まあまあ。ゆっこ何にする?」


自販機前のスペースは屋根もあって日陰でそこそこ涼しい。つまり、話はこっちでするから、目の届くところで休んでろってことかな。


あっちゃんは司書さんに騒ぎの説明をしてるんだろう。司書さんはあっちゃんにも姉の夫にも一言二言告げると館内に戻っていった。

おそらく厳重注意を受けたらしい姉の夫の顔は真っ青だ。そしてキョロキョロと忙しなく辺りを見回している。


「あっちゃん、コーヒー買ってきたよ」

「ん、わりーな。・・・・りこはまだそっちで座ってろよ」

「もう平気。あの、何だったの?」


そっと頬に添えられた手をそのままに、あっちゃん越しに姉の夫を見る。


姉が家を出て以来見ていないその人と私に接点はない。けれど


「私に用があるって」

「ああ。あいつじゃなくてあの女の方だけどな」

「女・・・・もしかして、お姉ちゃん?」


姉とは何年も音信不通で、私が家をでたことも、結婚のことも伝えてない。


・・・今更何の話があるんだろう。



「あ、あの。電話いいですか?」


あっちゃんが渡した缶コーヒーを一気飲みした姉の夫は、スマホの着信音に大袈裟なほどにビクリと飛び上がり、こっちを見た。


「なにあいつ。めちゃくちゃキョドってて怪しすぎ」

「私の姉の旦那さん。正直親しくもないし、お姉ちゃんが家を出てから会ってないの。だから、その。さっきはびっくりしたってゆうか、その、あのね」

「りこは男に免疫ないってゆうか、拒否ってるもんね。雅也と大和だって、いまだに突然近付かれるとびくってするじゃん」

「・・・気付いてたんだ」

「アタシの愛は深いのよ!」


ふふん、と得意気なゆっこは、多分今日だけじゃなく、今までも自分が知りないところでフォローしてくれてたのかもしれない。


「ありがと」

「どういたしまして。だからこそ、りこのやわやわほっぺを芳賀センセには平気で触らせるのが許せん。」

「え、だって」

「知ってるけど!仮とはいえ旦那さんだって事、知ってるけどもーー!」

「白鳥はうるせぇよ」

「りことの対応差がひどい!」


ごきゅごきゅと、煽るようにお茶の缶を飲むゆっこは、肩下の髪をユルく巻いてうっすらお化粧もしてる。


「休みの日のゆっこはモデルさんみたいだね」

「ん?あー、派手かなやっぱり」

「すごく似合ってるよ。学校よりも、ゆっこらしい感じがするから」

「アタシらしい、か。えへー。ありがと!」



学校でのゆっこは、キラキラの輝きを薄布1枚掛けて押さえてる感じなんだもの。それでも指先、爪先に至るまで手を掛けてるのがわかるから、余計に凄いなって思う。


「アタシ、元が派手だし性格もこうじゃん?小学生の時って目立つ子がモテるみたいなのがあってさ」

「小学生のモテるっつってもな」

「そうだけど面と向かって言われんのムッか!まぁそれが原因で女子からはイビられちゃってね。なんてゆーか、加減を知らない陰湿さってゆーか。さすがに小学生ゆっこちゃんはまだまだ繊細で」


ぶふっと吹き出したあっちゃんは腕をつねっておく。


「なんだ白鳥、いじめられてたのかよ」

「負けないけどね!でもアタシの周りの子まで被害にあったから大人しくしてたんだよー」


この前、野呂くんが話していた、小学生のときに学校にこなかった時期の話かな。


「周りからちょっとひいてたんだけど、りこは最初っから超自然体でそうやって褒めてくれるから嬉しくってー」

「え。思ったことそのまましか言ってないよ」

「だからこそだってーー」




「ずいぶん楽しそうじゃない」


突然割って入った声にハッと振り向くより早く、あっちゃんの背中に隠される。


「ちょっと何?良い男だから大目にみるけど邪魔されるのは好きじゃないのよね」

「お前らのが邪魔くせぇけどな」


あっちゃんの背中越しに聞こえる声は間違いなく姉の声だ。


「あれ、りこのお姉さん?全っ然似てないね」

「ふふ。よく言われた」


くい、とあっちゃんの手を引いて、自分が話すことを目で伝えるとすごく渋られたけど、スッと横にずれてくれた。



「お久しぶりです」

「ちょっと、他人行儀よしてよ。梨子変わんないからすぐにわかったのよ。すっごい久々だし積もる話もあるからアイツに呼んできてって言ったのに、ホントに使えないんだから」


昔から姉は人目をひく美人で、自分の飾り立て方をわかっている人だ。今は大人びた色気も相まって、ひっそりと付き従っている旦那さんが従者のように見える。


「日本に帰ってきてたんだね。私に何か用ですか」

「アイツの海外赴任の任期が切れたから帰国したのよ。なのに家に帰ったら知らない男がいるし、梨子はいないし。母親に連絡したら鬼みたいな顔で追い出されるしホント、ムカつくじゃない?」


中学1年の秋、当時の母の恋人だった人と子供が出来たから高校は辞めると突然言い出した姉は、半狂乱になって泣き叫ぶ母親を鼻で嗤い、蒼白になった私に後はよろしくとだけ告げて家を出ていった。


どこまでも自分本意で、周りの迷惑は省みない人。だけど、ほとんど悪気はないのだ。



「相変わらず話を聞かねぇな」

「ねぇ、濃いキャラすぎない?ホントにお姉さん?」

「こいつが捨てた遠慮と配慮をりこが全部拾って育っちまったんだよ」

「わかりやすっ」

「ちょっと失礼じゃない!顔面の良さでカバーできないライン越えたら、男でも女でもひっぱたくからね!」


自分には到底真似できない生き方を、高校生の時からしていた人。ほんの数年前までは、自分に正直に生きる強さに憧れてすらいた。



「お姉ちゃん」


大きな声じゃなくても、いつもの声量で呼び掛けてもちゃんと振り向いてくれる優しいところは変わっていなくて少しホッとする。


「私に話があるのでは?」

「そうよ!なんなのあの男!近々母親と結婚するとか言ってるくせに舐めるように私を見てさ!母親なんてそれ見て嫉妬してんのよ、馬鹿じゃないの!しかも梨子の話したらスゴい勢いで自分のせいじゃないとか捲し立てるし。まさか梨子、無理矢理追い出されたんじゃないでしょうね!」

「ちがう、とも言いきれないです。でも家を出たのは私からだから」

「まだ高校生でしょ、どうやって暮らしてんのよ」


あっちゃんとの結婚のことを正直に話すべきか言い淀む。話せばあっちゃんに話の矛先が向きそうで嫌なのだけど、誤魔化せばバレたときに大騒ぎされそうだから。



「あの」

「ママー」


話を遮ったのは、パタパタと走ってきた子供たちだ。小さな子のほうを抱き上げ、どうしたの、と優しく笑う姉にびっくりする。


その後ろからひとまわり大きな子もやってくる。


「絵本、飽きちゃったの。まだお話し終わらない?」

「ママまだぁ?」


上の子が5才くらいかな。ってことは、家を出たときに妊娠していた子だろう。


子供たちは、後少しだけと姉に言われると、ずっと後ろでオロオロしてた旦那さんのほうに行き、そのまま手を引っ張って行ってしまった。


「話途中だったのに悪かったわね。私も今日ここで梨子に会うと思わなかったから、思わず連れてきて、なんて安易に頼んだから。何アイツも何か誤解したみたいで騒ぎにして悪かったわね。ねえ梨子。今、困ったことにはなってない?」

「私いま、駿兄と一緒に暮らしてるんです。そっちの芳賀篤史さんは駿兄の友達で、私のこともずっと前から助けてくれてる人なの」

「駿太ねぇ。そういえば梨子は懐いてたわね」


そんな風に言うのは、駿兄と姉は同じ家に暮らした僅な期間ですら、ほとんど会話すらしていないからだ。

絶望的にお互いソリが合わないのだとか。


「高校にあがる前に、九州のおばあちゃんも手伝ってくれて、駿兄も篤史さんも力を貸してくれて、ようやくあの家から出られたの」

「・・・・なんかあったのね?」


探るような、けれど確信をもっての質問には答えないでおく。結婚のこともやっぱり黙っておこう。


「それは色々と。でもここで、立ち話しながら話すことじゃないので」


言外に、これ以上は話しません、を含ませて返すとムッとされる。


「駿太にも、そこのオトモダチにも頼るのに、私には頼らないのね」

「アンタも原因のうちのひとつだからだろーが」

「駿太がくるまでは私のあとだけ追っかけてきてたのよ!なのに甘いあの顔に騙されてすぐ懐いちゃって!」


姉より年上の優しい義兄が甘く世話を焼いてくれれば、それは懐く。小学生の私からしたら高校生はすごく大人なのですよ。


「全部りこに押し付けてトンズラしたくせに、いまさら頼ってほしいとか頭おかしいんじゃねぇの」

「それは!・・・そんなの、わかってるわよ」


姉は自分に正直に生きる人だ。

だから、あの時は私よりも家族よりも、自分の恋愛と幸せを取っただけなんだろう。


迷惑はやまほどかけられてきた。中学では、姉の知り合いという人から突然罵声を浴びたこともある。


けれど、嫌いになったことはない。



「お姉ちゃん。私、今の生活がすごく心地よくて、楽しくて、大切なんです。母さんと縁を切りたいわけじゃないけど、この先極力関わりたくないの。だから、あの家のことはそっとしておいて欲しい」

「・・・・・・・わかったわよ。梨子がいいならいいのよ」


親になったからなのか、大人になったからかは分からないけど、ちゃんと会話が出きるようになった。

それにさっきから一貫して、私のことを心配しているからこその言動だとわかるから。


「相談したいことが出てくるかもしれないし、連絡先教えてくれる?」

「もちろんよ!」


なぜか得意気にあっちゃんを見ながらスマホの連絡先の交換をすると、子どもが待ってるからと走っていってしまった姉の背中を見て苦笑が漏れる。



「わざわざ教えなくても良かったんじゃねぇの」

「駿兄やあっちゃんほど、お姉ちゃんを避けてるわけじゃないもの」

「なんてゆうか、勢いで生きてる感じの人ね。りこ、ホントにホントは血が繋がってないんじゃない?」

「ふふ、スッピンのお姉ちゃんとなら結構似てたんだよ?」



親が迎えにきてくれるまで、近くのカフェで待つというゆっこは、お礼はデートでいいよ、と笑って帰っていった。



「りこ、顔」

「うん?」


見上げた顔をじっくり見返され、何故かデコピンをされる。


「痛いんですけど!」

「駿太のオトモダチ、じゃなくて旦那だろうが」

「言えないよ、大騒ぎされそうだもの。あの頃だって無駄に顔の良いやつは性格が悪いから近寄るなって、散々言われたんだから」

「あの頃って、りこまだ小学生だろ」

「お姉ちゃんは中学生だったし、あの人にとって年齢は関係ないじゃない?」


さて課題の続きに取り組まなくては。

荷物を起きっぱなしだったデスクに座ろうとすると、あっちゃんは帰るぞ、と片付けだした。


「え、どうしたの?まだ昼前だよ?」

「気が削がれたし腹減った。今日はもう帰ろうぜ」


いつもは図書館に来ると、丸1日過ごすのに。

不思議に思いながら、とりあえず借りたい資料だけあっちゃんの貸し出しカードを使って借りてくる。


と、すれ違う人が男の人のときだけ、手をくっと引かれてあっちゃんの背中側に隠されるのに気づいて、あぁ、と腑に落ちた。


多分、さっき姉の夫との接触の時に怖がったから・・


「もぉ、過保護だなぁ」

「それ駿太にも言ってやれ」



こんな風に私を優先してくれるから、気を抜くと勘違いしそうになる。


「罪作りな男め・・・・」

「あ?なんか言ったか?」


なんでもない、と横にならんで見上げる。

曖昧でも中途半端でも、今のこの関係を崩したくない。まだ・・・・家族、でいい。





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