表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩集 想箱  作者: TiLA
9/30

せめて言葉で抱きしめて

ねぇ、もし


この雨がきみの涙なら

雨にくちづけよう


この風がきみの溜息なら

風を感じよう


あの星がきみの唄なら

そっと耳を澄ませて


月の女神が微笑む夜に

きみと夢で踊ろう


忘れないで


あの星は

いつもきみの心で輝いてる




この夜がきみの闇なら

優しさを灯して


その先の道が暗ければ

ともに歩いて


ちらつく雪がきみの後悔なら

そっと溶かしてあげたい


もし一人で泣いてるなら

せめて言葉で抱きしめて


そのさみしさが消えるまで

ただ傍にいてあげよう


この波音が

きみの寝息になるまで




やがて朝が訪れて

雲ひとつない

何もない青空がまた

きみを切なくするかもしれない


この空がきみの心なら

ぼくはひこうき雲になって

きみへのメッセージ

白い軌跡で描くとしよう


この空が繋がっているなら

きっと心も繋がっている


たとえ遠くで

離れていても


忘れないで


心はきっと繋がっている



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ