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詩集 想箱  作者: TiLA
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同じ心が泣いている



月の疲れた夜

雨は上がり

忘れられた傘

語りかける勇気も

置き去りにされて


アスファルトの上

滲むヘッドライト

光の残滓が

微睡んでも

街はまだ眠らない


おやすみを言う相手もいない


今日一日の

エゴとプライド

袋に入れてもらえますか?

有料でも構いません

温めてもらえますか?

どうせすぐ、冷めてしまうけれど


だけど


また破れた

綻びだらけの夢にくるまり

眠れない夜を

ひとり過ごしても

こぼれた涙が頬を伝っても


大丈夫

きっと、大丈夫


悲しいことを見て聞いて

嬉しいことを見て聞いている


こんなにも君を想うと

切なくなるから


涙は


同じ瞳から溢れてくる


同じ心が泣いている




お読みくださり有難うございます。

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よろしくお願いいたします。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 心に沁みわたるような素敵な詩ですね。 思わず涙が溢れてしまいました。 [一言] 「お気に入り」を集めた作品は、作者様の想い入れの深い作品かと思います。是非読ませて頂きますね。 遅れました…
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