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騒動のきっかけ②

ブックマークありがとうございます。

そして、遅くなってすみませんでした。

「証拠ね、その証拠が正しいという根拠はあるのかしら?

 第一、私がそんなことをする動機は?」


心の内で殿下達にお礼申し上げましょう。

先ほどの言葉で完全にスイッチが入りました。


え?口調が変わった?

スイッチが入ってしまったのですもの。仕方がないでしょう?

さてさて、そろそろ友人たちも来そうな気配がしてますし、

ラズリエル・ティゼリア・ユグノー……

いえ、ラズリエル・ティゼリア・()()()()()()=ユグノーとしてきっちり締め上げましょう。


私を、私の友人を軽んじたこと後悔させます。


「そんなことは決まっている!!

 貴様はあの生まれ損ないの兄と恋人だが、法律で貴様ら王族派五侯は直系王族との結婚は認められていないからな。貴様と違い、直系王族であるこの私と結婚可能な恋人であるレリアーナに嫉妬したのだろう?」


………………はい?



いえいえ、どこをどうしたらそう勘違いできるのかしら?

殿下の兄であるシュランゲ・ハンスヴルスト・フィクス殿下と恋人!?

あり得ませんね。


それにしても昔から傲慢で考えなしのところがありましたが、いくら殿下でもここまでおかしな勘違いをするようなポンk...妄想癖はもっていなかったはずです。

一体、どこの馬鹿にそそのかされたのか。




...抑々、どこかで誰かに止められるでしょ!?

さては、あの人嵌めましたね!!?



それにしてもどうしましょう…。

あら、この気配は…っふふ。方針決定ですね。



「どうしてそう思われているのかしら?

 答えてくれますよね、シュランゲ殿下」


他人から見て明らかに不自然なニッコリとした笑顔を浮かべ後ろを向けば、

ほら思った通り、私以外の王族派五侯の長子達と殿下(あっ、シュランゲ殿下の方ですよ?)が勢揃いしていた。


「何のことかな?

 ラズ、私は弟が騒いでいると聞いて今来たばかりなのだが。」


顔に浮かべた微笑みがひきつっていますが殿下?

私に対して腹芸なんて205年位早いです。


「白々しいですね。

 私の気のせいでなければ、脂汗が流れていますけど?

 私に対して情報戦を仕掛けるなんて随分と我が家を舐めているようですね。

 殿下は。」


「おい、何の話しをしている!?

 私を無視するなど、不敬だろう。

 不敬罪も追加されたいのか?」


はぁ。

めんどくさいですし、無駄に偉そうでめんどくさいですね。

(大事なことなので2回ry)



「この場合、不敬罪は適応されませんよ。ホルストフォン殿下。」


そう告げたのは……




本業の都合により今後も不定期になります。

これから始まるラズリエルの暴れっぷりを楽しみにしてくれると幸いです。


また、感想もドシドシいただけると嬉しいです。


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