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騒動のきっかけ①

稚拙な文ですが楽しんでいただけますように…

こんにちは♪

私はラズリエル・ティゼリア・ユグノー、ユグノー家次期女侯爵です。

ぶっちゃけると転生者ですねー。

まあ、私は国民が苦しまない限り知識チートとかやりませんが。

いや、あれなんだかズルしているみたいで嫌なのよね。


「おいっ、貴様聞いているのかっ!?」


おっと、余計に怒らせてしまいましたか。

まあ、どうでもいいんですけどね。

さて、ただいま私がいるのは名目上学園祭の打ち上げのいわゆる断罪パーティーのど真ん中。

まるで乙女ゲームのシナリオの中。この意味が分かった人はきっと私の同士です!


「申し訳ありません殿下、少し考え込んでしまいまして。

 もう一度おっしゃっていただけませんか?」


あえて微笑みながら丁寧にゆっくりと言う。

えぇ、もちろん聞こえていたし理解していますよ?


ただこの愚かで可愛らしく可哀想な我が国の第2王子ホルストフォン・ティエス・フィクス殿下とその婚約者であり乙女ゲームで言うところのヒロイン役にあたるレリアーナ・クヴェ・オリジェ伯爵令嬢そしてその取り巻き達を、時間潰しついでにその愚かさを際立たせて心の中で笑いを転げるための布石。


「っなんだと、貴様この次期王たる私に対してなんたる無礼だ!!」


あぁ、ほら簡単に食いついてきた。ふふっ、私の掌の中で狂い踊っているだけなのにお馬鹿。ついつい笑いが零れそうになってしまう。いけない、いけない。貴族は仮面を着けていなければ。


「姉上、いい加減にしたらいかがですか?こちらには証拠があるのです。

 もう一度言います。

 次期王太子妃殿下であるオリジェ様の暗殺未遂そして器物損害罪、脅迫罪、不敬罪等の 罪状によりラズリエル・ティゼリア・ユグノーはユグノー家より絶縁。

 これをもってして自動的に平民になり、更にこの国から追放いたします。」


そう言うのは殿下の取り巻きその1…もとい私の弟バディエス・フィーズ・ユグノー。

その証拠は偽装だし、最初から最後まで偽りしかないセリフだこと。

まぁ、本人は気づいていないんでしょうね。

ユグノー家から絶縁?だからって私が平民になるわけじゃない。

どうせこの裏切り者で野心家の愚か者はレリアーナ嬢関係なしに私を引きずりおろして当主になるためにこんな茶番をやったんでしょうけど。

御生憎様。

貴方はこの国の仕組みを、真の姿を分かっていない。

何より誰がこの国の次期王ですって?



……どうか私に詳しく教えてちょうだいな?

連載初かつストックが無いため不定期になります。

迷惑をかけます。

また重ね重ね稚拙な作品ですが気に入っていただければ幸いです。

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