絶賛エタり中なweb小説
更新が好きだ。
更新が好きだ。
私は更新再開が大好きだ。
面白い小説が好きだ。
面白いweb小説を読むのが好きだ。
元々が「本の虫」である私。
常に読んだことの無い本が一冊は手元に無いと落ち着かない性質。
そんな私にとってweb小説というものはまさにうってつけの存在。
ここを訪れる人は皆同じ穴のムジナだと思いますが……
しかし面白いweb小説の常として、無事完結することとエタることは表裏一体。
面白く注目の集まる作品ほど外野が無責任で無思慮な感想を寄せがちになる。
当然のこと、作者さんの継続に向けてのモチベーションはダダ下がり。
いきおいエタる運命を辿ってしまう面白い小説が後を絶たない。
こちらのサイトに集う皆様も、ひたすら更新再開の当てもなく待ち続けている作品がいくつもお有りにあることでしょう。
私自身も、長いものでは10年以上も更新再開を待ち続けている作品があります。
理想郷で連載されている(た?)「オリジナル逆行 祖国の華」は最終更新が2006年10月22日。
「遠い国から」は2009年1月2日が最終更新。
これなど2005年11月22日の更新の後、3年強の間が開いて、漸く更新があったかと思えばそのまま停止。
「オリジナル転生もの(題名は続きを書き上げてから変更予定)」は2010年1月26日が最終更新のまま。
三つ編み外様大名のchonさんの「異世界日記」は2010年1月11日から。
暇人は海に吼えるのhimajinnさんの「異世界迷訪記」も2009年1月18日からの更新待ち状態。
WWWCという巡回更新確認ツールにはお世話になったものです。
最近読みに行くのは殆どこちらのサイトなので、更新確認が随分楽になりましたが。
まふまふのホームページで連載中だった「陶都物語」は2015年5月28日の更新後、危うくエタるところだったものが今回こちらで目出度く連載を再開。
一度更新が停止しかけた後、無事に連載が再開するのは非常に稀なこと。
現在も再び無責任で無遠慮で無思慮な多くの方が感想を書いており、作者である「まふまふさん」のモチベーション低下を懸念しております。
願わくば外野の声に惑わされることなく完結へ向けて突き進んで欲しいものです。
先に挙げた「祖国の華」の感想掲示板に大変興味深い感想がいくつも書かれています。
>ふと見つけて読んでみる
>↓
>ドはまりする
>↓
>最終更新日時見る
>↓
>なん…だと… ←今ここ
これと同じことを書き込んでいる人が多数存在。
ここの読者さんの中にもいるかもしれませんね。
私も仲間です。
小説を完結させるまで書き上げるには大変なエネルギーが必要とされると思います。
長編なら尚更のこと。
長編小説を書き続けている作者さんを心からに尊敬しています。
まったく頭が下がる思いです。
執筆を継続していく為には莫大なエネルギーが必要とされるし、モチベーション維持も大変なこと。
そんな中、感想欄で好き勝手なことを書きこまれて感想欄を停止する作者さんもいらっしゃいますよね。
当然だと思います。
それでもまだ書き続けて下さるなら、更新があって読み続けられるならありがたいことこの上なし。
どのようにしてモチベーションを維持してらっしゃるのか教えていただきたいくらい。
無責任な読者の存在だけが原因で更新が止まるわけでもない。
先に挙げた「異世界日記」は、あることが原因で作者さんの執筆意欲が削がれた為。
作者さんのサイトの別作品が無断でマネされてマンガとなり、大出版社の週刊マンガ誌の紙面を飾っていたことが原因。
そして、どうにもその大出版社の対応が不誠実であったそうな。
そりゃあ嫌気もさすでしょうよ。
「海猿」作者さんとフジテレビの確執も記憶に新しい。
メジャーどころでさえ大企業の論理とは相容れない、というより大企業の側には自分勝手な論理が働くもの。
作者の佐藤秀峰さんの対応は誠にアッパレなもので、心からの声援を送りました。
逆に泣き寝入りさせられてる方がどれだけ存在していることだろうと、そちらへ思いを馳せることに。
自分自身も別作品で書いた三連アナログメーターの件で少々心に引っ掛かるものは今でも持っています。
金寄こせとまでは言わないけれど、せめてひと言連絡くらいは欲しかった。
ここでの連載に直接関係は無いのですが、無責任で無遠慮な書き込みが無くなることを願ってやみません。
エタった原因が、単純に作者さんのエネルギーが続かなくなっただけということもあるでしょうけど。
ただ「面白い作品」が読みたいだけなのに。
ただ「面白い作品」の更新を楽しみに待っていたいだけなのに。
それを邪魔する存在が許せません。
そういった行為をする意味が理解できません。
ここへ来るような人は皆等しく「面白いweb小説」が読みたいという気持ちを持っている筈なんですが……
私の知らない「面白い作品」「オススメの作品」がありましたら、是非お知らせ下さい。