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 おいおい。普通は、一気にそこまで飛ばないだろ?

 さすがのお馬鹿さんじゃないか、桁すらまともに数えられないんだ。


「何だと? 後発星の地球人のくせに、このジャーキー星人に、ワ、ワ……ワオーン!」


 って、犬型よ。もはや言葉にならないくらいピンチじゃん。


 これを見た彩文、私を振り返り


「御手洗はん、どうしまっか?」


 鉄則。今や最大の敵となったホームズを叩くのだ。


「決まってますよ、彩文さん。ワンちゃんを助けるんです!」


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