二百字掌編シリーズ 『御手洗碧 すでに死人ですが何か？』

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　お、プロレスラー、気持ち良さげに眠っとる。

　おお、ぶっとい足！　へそ毛か胸毛か知らんが、密林か？　そ、それに覆面したままって？

「みなはん、所定の位置へ。右足はこのわい、左足はホームズはん、右手はパンダモはん、左手は御手洗はんにブラッドリーはん。で、アルディはんの役目やった頭叩きは……どこかの時点で御手洗はん、お願いしますわ」

　まあそれくらい、簡単、簡単。

「頭のてっぺんをどつくんですね？　ハイ、了解ですよ！」