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「あのジジイ、結局最後まで御手洗って言わんかったな」

 だが、そんな事より何より


「何で、人力なんじゃあ!」



「はあはあ……おい悪魔! 次はおまえも漕げ!」


「ええ? オレ様こう見えてもな……足が届かんのだ! ワッハッハ」


「偉そうに言う事か!」




 で、ようやく目指す場所に……ドーン!


「ぶ、無事に不時着したぞ! って、悪魔おらんし?」


 ん?


「おお! 砂に埋もれてからに。よいしょっと」


「ペッペッ! おまえの運転、滅茶苦茶やん!」


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