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「お、これはジューシー! でもな、火が入りすぎだ。 この焦げてるのは、いただけないな」


 お、おい! 税込み六百六十一円で、そんなグルメ風吹かされてもな。


 この時、外から何やらけたたましい音が?

 これに店内のあちこちからも


「じ、事故だっ!」

「ひ、人が跳ねられて!」

「だ、誰か消防車を!」


 ん? 一人焦ってるヤツがおるし。


「た、大変だ!」


 そう言って、すぐに席を立ってしまったニコラス刑事。

 一応、こっちもそれを追っかける。


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