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「でな、碧はん」


「苗字でお願いします」


 初対面は、やはりそうでしょう。


「あ、ども。で、御手洗はん」


「何です?」


「強敵はな、プロレスラーとロボットやと思いますねん」


 もう組んだつもりか。ま、いいけど。


「あのワンちゃんもでしょ? 得体が知れませんよ」


「そやった。何せ、地球侵略を企てた宇宙人やさかいな!」


 ここまできてもまだ気づかんとは、こいつもやっぱり知れてるか。

 では、こちらから。


「上手く全員をどつけたら?」


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