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やがて、あたふたと戻ってきたニコラス刑事
「いやあ、ピストル返してもらうの忘れちゃって」
「ああ、これね!」
悪魔が差し出してきたものを、私奪って
「あのう、お返しするに当たり条件がありまして」
「じょ、条件って?」
「一度だけ、この碧さんとデートをするのです! ああ、気に入って二度目も三度目も、もちろんアリね!」
「え? いきなり言われても」
「じゃあ」
引き金に人差し指を当て、銃口を向けて
「これでも、ダメかしら?」
やがて、あたふたと戻ってきたニコラス刑事
「いやあ、ピストル返してもらうの忘れちゃって」
「ああ、これね!」
悪魔が差し出してきたものを、私奪って
「あのう、お返しするに当たり条件がありまして」
「じょ、条件って?」
「一度だけ、この碧さんとデートをするのです! ああ、気に入って二度目も三度目も、もちろんアリね!」
「え? いきなり言われても」
「じゃあ」
引き金に人差し指を当て、銃口を向けて
「これでも、ダメかしら?」
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