319/432
15
で、試合当日、ボクシング会場までやってきた私と爺さんなのだ。
んもう、リングサイドって、汗やら血やらが平気で飛んでくるじゃん! 汚ねえったら、ありゃせんわい!
だが、隣の爺さんときたら
「今だ、いけええ! そこだああ! ボディーを狙ええ!」
何、興奮してんだ?
「おいミドリ? おまえさん、一切試合を観てないが?」
「ああ、悪魔なあ。前座にゃ一切興味ないぞ」
そして、二時間ばかし経って
「ふわあ……おいおい、まだかいな?」
で、試合当日、ボクシング会場までやってきた私と爺さんなのだ。
んもう、リングサイドって、汗やら血やらが平気で飛んでくるじゃん! 汚ねえったら、ありゃせんわい!
だが、隣の爺さんときたら
「今だ、いけええ! そこだああ! ボディーを狙ええ!」
何、興奮してんだ?
「おいミドリ? おまえさん、一切試合を観てないが?」
「ああ、悪魔なあ。前座にゃ一切興味ないぞ」
そして、二時間ばかし経って
「ふわあ……おいおい、まだかいな?」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。