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 そして再び戻ってきた私なのだ。


「偉いなあ、ミドリって。ちゃんと爺さんの分までチケット買って上げてさ」


 ああ、これか


「んなわきゃないじゃん! どうやら人気のカードみたいだから、爺さんに二倍の値段で買わせるのだ!」


「あ、悪魔もビックリのダフ屋でしたか」


 にしても、爺さんどこ行った?

 キョロキョロ……んもう、このジジイ


「おい、こんなとこで寝てたら風邪ひくだろ!」


「あ、御手洗様。いや、すっかり夢心地だったもんで」


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