225/432
12
席に座って、そこにやってきたウエイターのおっさん
「お馬鹿貝のチャウダーです」
これに口をつけたゴン太
「旨い! さ、碧も食べてごらん!」
そうか。ならば、スプーンですくって
「どれどれ? ん? か、空っぽて?」
「どうした?」
「あ、いや」
じゃあ、もう一回。今度はゆっくり。
スプーンですくって、それから口の辺りまで……ん?
「おい! 途中で顔出してすするなって!」
「だってさ、オレ様も腹へって」
「碧? 誰としゃべってるの?」
席に座って、そこにやってきたウエイターのおっさん
「お馬鹿貝のチャウダーです」
これに口をつけたゴン太
「旨い! さ、碧も食べてごらん!」
そうか。ならば、スプーンですくって
「どれどれ? ん? か、空っぽて?」
「どうした?」
「あ、いや」
じゃあ、もう一回。今度はゆっくり。
スプーンですくって、それから口の辺りまで……ん?
「おい! 途中で顔出してすするなって!」
「だってさ、オレ様も腹へって」
「碧? 誰としゃべってるの?」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。