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「ぐおおお!」


「ミ、ミドリってば!」


「ぬおおお!」 


「ああ、おいたわしや。とうとう気がお触れに」


「ん? 何か言ったか? 爺さん?」


「あ、いや、突然狂喜乱舞されたもので」


「そりゃそうだって!」

 私、慌ててモニターの中を指差し


「ホラ、ここ!」


 爺さん、これに訝って


「ここ? 土井中ゴン太さんのことで?」


「そそ! それってね!」

 思いっきり叫んだった。


「私の彼氏なんだぞう~ぞう~ぞう~」


 お、何気にエコーまでかかってるし。


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