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「鳩?」

 一瞬だけ首を傾げた相手だったが


「ああ、あれ! 丸々と太らせてから、焼き鳥にでもと。で、想像してたら、つい笑みがこぼれて」


 これぞまさに


「鳩に豆鉄砲ってか!」




「ささ、マドリさん! 早く星に戻りましょ!」


 間取りて。もう言い返す根性も残っとらんし。


 ん? そうだ!

 思いついた私、小声で胸元に向かって


「おい悪魔?」


「わかっとるわい。皆まで言うな」

 こう言って胸元より飛び出した悪魔、マリモに突進し


「バリバリッ!」


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