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「ま、まだあるのか?」


 ここで天使が鬼と化した。


「そのミカエルって悪魔さ、この私を食らおうとしてんだぜい!」




 さあて、番組も大詰めだ。相変わらず、カメラに向かってしゃべっているこの私。


「あなたがいなくなって、私、生きる望みを失いかけています。クスンクスン」


 これを自分らの席を離れ、かぶりつきで見ている三人の天使。


「ねえグミさあ。この子って、涙まで流してるぞ?」


「あのさ、アケミ。必ずや今にボロを出すって」


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