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 四階までやってきたのはいいけんど


「な、何だ? この赤い照明の部屋って?」


 この時、奥のベッドから起きてきた相手が


「よく来たな、侵入者よ」


 何、この柔道着に金ベルトしたセンス皆無のおっさんて?

 で、私の手、何で見てるん?


「ほう、鎖鎌か。武器に頼っているようでは、まだまだだな」


「人の勝手だろ! ほれ、ブーンっと!」


「フン。そんなものなど当たるわけなかろう。にしても、そんなに小細工で不細工で恥ずかしくないのか?」


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