10/432
10
この慌てように、思わず私は
「みたい? あんまりご存知ないんですね?」
「え? あ、ああ。実は、あまり……」
だが、何故だかここでニヤリと歯茎まで見せてきた。
「と言いましょうか、今までの話は表側だけの話でして」
「表側? じゃあ、裏側もあるんですか?」
至極当然の質問です。
「そそ。この星って、精神分裂症のきらいがありましてね。それで……」
「もう、これ以上は聞きたくもないですが?」
ホントに、ここから離れたくなった。
この慌てように、思わず私は
「みたい? あんまりご存知ないんですね?」
「え? あ、ああ。実は、あまり……」
だが、何故だかここでニヤリと歯茎まで見せてきた。
「と言いましょうか、今までの話は表側だけの話でして」
「表側? じゃあ、裏側もあるんですか?」
至極当然の質問です。
「そそ。この星って、精神分裂症のきらいがありましてね。それで……」
「もう、これ以上は聞きたくもないですが?」
ホントに、ここから離れたくなった。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。