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★第八章〜班決めⅠ〜海気side

────6月中旬


「うをーーぃ!野郎どもぉ!」


担任のバカお先生(戸田先生)がうるさい声を出した


「再来週は修学旅行だ!俺に迷惑がかからないようにさっさと班を決めろ!」


ったく、うっせぇ…


「なぁなぁ、海気ぃ」


竜が肩を落として俺のところにきた


「どうしたんだよ?」


「俺、紗羅ちゃんと同じ班になりてぇよー…」


俺も正直紗羅と同じ班になりたいとは思っていたけど…


って、勘違いすんじゃねぇぞ!


俺は、ちょっと紗羅が心配なだけで…


「それでさー…、って海気、聞いてる?」


「えっ?あー、うん」


「ならいいけど。だからさー、海気が紗羅ちゃん誘ってくんね?」


「は?俺が?」


「そう。お前が」


別にいいけど

あの野郎共の中に入りたくはねぇな


「しゃぁねぇ…」


俺は紗羅の机に近づいて紗羅を呼んだ


「なぁ、紗羅」


「あっ、海気!どうしたの?」

「その…、ええっと…」


や、やべー!

意外と緊張する


俺がなかなか言い出せなく、困惑しているのを悟ったのか、紗羅がクスッと笑った


「なになに?どうしたのかな?海気くん?」


こいつ、絶対調子のってんな


へっ、上等だ…

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