★番外編〜紗羅のファンクラブ〜
このお話はあくまでも番外編です。
実際にファンクラブは出ます
この学校に入って1週間がたった
ここの校舎はキレイで広いから結構私は気に入っている
しかも、
何故か私のファンクラブができてるらしい
誰の仕業だと思って部室を覗いてみたら…
奥の席に座っている奴を見つけた
…竜かよ
「あれ?紗羅ちゃん!」
そう竜が言った途端みんなこっちに向かって、
走り出した…
これは逃げるべきだよね?
とりあえず、足の速さには自信がある!
こいつらなんかに負けるわけない♪
そう思って逃げようとした時、
「待て待て!」
と竜が叫んだ
「ごめんねー、紗羅ちゃんどうしたの?」
一旦一呼吸してから私は奥へと進み竜の座っている椅子の前の机をおもいっきり叩いた
「なによ、ファンクラブって?」
「笑顔が可愛いのに…」
「今はそれどころじゃないでしょ?」
「だって、紗羅ちゃん可愛いから人気出ちゃって。
ファンクラブ作っちゃいました♪」
ピクッ、
人気…
「じ…、じゃあ、私に害を及ぼさないでよね!!」
「はいはーい♪」
はぁ…
つい、許してしまった
まぁいっか?
特になにかあるというわけではないと思うし
…、無視すればいいし
それに…
なんかファンクラブができるのも嫌な気分じゃないしね♪