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★第四章〜竜と紗羅の関係〜紗羅side

今日から私もこーこーせー♪


って言っても高2だけど


そして学校についたとき私は驚きを隠せなかった


「海気…ノッパー!!!!!」


嘘でしょ?

なんで…

なんでここに…



竜がいるの?


「好きです。結婚してください」


竜は私がここにくることを知ってたの?


私は一度竜を睨んだ

いつもと変わらない竜の笑顔


今もトキメいてしまう自分がいる


こいつのことを忘れるために日本に帰ってきたのに…


どうして?


もう、ダメかもしれない


私の心はまだ竜が好きなんだ


「紗羅ちゃんがいいなら付き合ってもいいかな?」


ドキン…


私はあなたに酔ってしまう…


不思議ね

魔法にかかったみたいに次の言葉がでてしまう


「付き合うわよ…」


海気の前では…

言いたくなかったな…


海気は走り出してしまった


「どうして竜がここにいるのよ?」


「そりゃー、愛しのお姫様をさらいに来るため」


ドキン


私はあなたの甘い言葉にトキメくの


お願い…

もうこれ以上何も言わないで…

あなたを許してしまいそうなの…「紗羅…、あの時は本当に悪かったよ…」


「私は凄く悲しかったんだよ?どうして私を捨てたの?」


「あの時は正がなかったんだ…、俺は遊びなんかで紗羅と付き合ってたつもりはない」


「バカ…、そんなの知ってる…。」


「マジで?」


「マジだバカ」


「言っとくが俺はバカじゃない!!超スーパー頭良さげなのだ!」


「頭悪そーな名前だね♪」


「ガーン…。それよりさ、海気と幼馴染みだったんだな?」


「うん!海気はね、すごく優しいんだよ!たまにムカつくけどね!」


「そっか…」


あっ…

「笑った…」


「そりゃ人間だしな」


「私はあなたの笑顔が一番好きだった…」


「"だった"か…。また俺を好きになってくれ」


「無理」


「は?」


「竜のことは好きだよ?けどね、心のどこかに海気がいるの…」


「そっか…、頑張れよ。応援してっから。」


「うん!ありがとう!」

やっぱり竜は優しい人だった!!


けど、私があなたを許すことはまだできない


だからせめて、幸せになって


そしたら私は許します

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