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★第九章〜班決めⅡ〜紗羅side

海気は私の机の近くでつっ立ったまま何かを言いたそうにしている


最初はなにかな?とか思ったけどすぐにピンときた


…竜だ


竜じゃなくても、多分班のお誘いだと思う


「なになに?どうしたのかな?海気くん?」


って調子にのって言っちゃった


そして海気が不敵な笑みを浮かべた…気がした


「今日の帰りは先帰っていいからな」


あれ?

班のお誘いじゃないのか…


つまんないの


ってこれは違うよ!?

なんとなくそういう雰囲気だったからそうなのかと思っただけで!


別に海気と同じ班になりたかったわけでは…


「えー!?なんだよー!!海気のバカー!言いたいことが違うだろ!?」




はい?なんなの?


何が言いたいのかわかんない!


「海気?」


私が呼び掛けたらうつむいてしまった


なに?


「修学旅行の班…、一緒になんねぇか?」


「え…」


ビックリした

いや、まぁ最初っから予想はしていたけど…


コロコロ話が変わってるし…


まぁ、いっか


「紗羅ちゃん!いいかな?」


竜がニコッと笑って私に言った


そうだ


海気と同じ班になるということは竜とも同じ班になるということ


少し嫌な気が…


でもこの前私と海気のこと応援してくれるって言ってくれたし…


大丈夫だよね


「うん、いいよ」

そして私達は一緒の班になった


修学旅行楽しみだな♪

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