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第1話 ねえ。なにを見てるの?

 一番星のきみへ


 ねえ。なにを見てるの?


 どうして私たちはこんなにもばらばらなんだろう。

 たくさんの輝く綺麗な星がいっぱいあるのに、どうしてこんなに距離が離れているんだろう? 

 孤独なんだろう。

 もっと近くにいることができたらいいのにな。

 そうしたら、もっともっと星の光は綺麗になるし、明るくなるのにな。

 どうしてだろう?

 どうして私たちは、仲良く手をつなぐことができないのだろう。


 いつも元気で優しいきみへ


「ねーたん。ねーたん」

 そんなとっても可愛らしい声が聞こえてきます。

「うん? なに? 一番星ちゃん」

 大好きな妹の綺羅星のことを一番星ちゃんと呼びながら少し歳の離れた綺羅星のお姉ちゃんは言いました。

「ねーたんは大きくなったら、なにになりたいんですか?」

 お姉ちゃんに甘えるようにしてぎゅって抱きつきながら綺羅星は言いました。

「うーん。なんだろう? まだよくわかんない」

 お姉ちゃんは言いました。

 それは本当のことでお姉ちゃんはまだ自分が大人になったらなにになりたいのかよくわかりませんでした。(本当はお姉ちゃんが大人になるだけで、ううん。お姉ちゃんがいるだけで、別になににもなる必要はないのですけど、夢があることはいいことですね)

「一番星は大きくなったら大きな木になりたいんです! とってもとっても大きな木ですー!」

 綺羅星はにこにことまるで本物の星みたいにぱあって輝くようにして笑いながら、両手をいっぱいに広げて(木のまねをして)お姉ちゃんに言いました。

「そっか。一番星ちゃんは大きな木になりたいんだ。ふふ。なれるといいね」

 綺羅星の頭をぽんぽんとなでながら、(ちっちゃくてふわふわしていて、綺羅星の頭をなでるとぽんぽんっていう不思議な感じがしました)お姉ちゃんは言いました。

「はい! りっぱな木になれるようにがんばります!」

 綺羅星は嬉しそうな声で言いました。

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