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  作者: 田中 椿
2/2

リアル





ぽっかり空いた心の隙間


埋め尽くす暗闇が


僕の視界にフィルターをかける



黒く覆われたリアル


それはただ目を背けただけの現実




目を閉じて耳を塞いで


知らないふりをしてきた僕には


真っ直ぐな君の瞳が眩しくて



君はどんな世界を見ているの?



その瞳に写るリアルは


僕に見えない美しい真実





僕らの瞳に写る世界は


何も変わらないはずなのに



君が見てるreal(リアル)


僕の見てるun real(アンリアル)



弱い僕では気付けなかった



それがどちらも同じ世界にあったこと




フィルター越しに見る世界は


狭くて暗いun real



逃げるのを辞めにして


目を背けるのも辞めにして


真っ直ぐ見つめて視えた世界は


君と一緒の美しいrealだった




世界は美しく色付いた


空の青、雲の白、自然の緑



中には醜い光もあるけれど


目を背けちゃいけないと


教えてくれたのは君だった



だって君と共に見るrealは


こんなにも美しいのだから







    


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