44 現在《イマ》に生きるモノ
朝方のリビングは肌寒い。
まだ日も昇っていない時間帯である。照明もつけず、カーテンも閉め切っているので薄暗い。ひんやりとした床を歩いて台所へ行き、コーヒーメーカーを働かせる。
ほどなくして特有の刺激的な匂いが沸き立った。そこでテーブルに置きっぱなしだった携帯から、着信の音がしたので取りに行く。
『やあ。お邪魔してないかい、大丈夫?』
「空いてるよ」
それはよかった、と電話向こうで返すのは学園長。
そのまま、俺は携帯片手にキッチンへとリターンする。
『手っ取り早く報告から行こうか。此度の件、特例機密案件として処理することが決まったよ。つまり一定以上の権限を持つ精霊士には公表される。学園内にもそのランクの生徒はいるし、そこらへんの対応は自分でなんとかしてくれたまえ』
「だろうな。他には?」
『観測局から、君には正式な免許を取ってほしいとの要望だ。社会でも通じる精霊士として活動するために必要な許可証だね。追って過去問を送るので勉強したまえ。直近の日程は来月だ。ちなみにそれで学期末試験が免除されるとかいうことはない』
一番呻きたくなる内容だった。学生生活の多くは勉強漬けになることが定められているが、それが二重に来るとなると眩暈がする。勉強したくねぇ!!
「あ……後は」
『英雄精霊様には測定テストも受けてほしいとのことだ。身体検査みたいなものだね。近いうち、観測局の施設に行って測定してもらって』
「あぁ……だよな」
『今回、彼女はちょっと暴れすぎた。中堅の精霊士たちの仕事がゴソッと減ったよ。実地訓練用にキープされていた界域、禁足地にされていた界域、区別なく現世に戻されちゃったのでね。当然ながら罰則がある』
「罰則……」
『本来なら精霊士としての活動無期限停止、或いは幽世への強制退去──となるところだが、いかんせん功罪が大きすぎる。だからこれは特例の処置だと見なしてほしい』
「もったいぶらなくていい。さっさと教えてくれ」
いかに強大な力を持つと言っても、社会を脅かすものには当然の処分だろう。
契約者として俺も腹をくくる。一体なんの罰が下されるのか──
『「向こう百年、人界振興への貢献」』
「……ん?」
『いや、その反応はわかるよ。ちょっと意味分からないよねこれ。まぁ、お上さんも色々と考えたっぽいけど、ほら、彼女って帝国の……今の観測局を創り上げた統一国家よりも前の世代の貴い血筋の人でしょ? だからあんまり強く出て教団みたいな目に遭うのも避けたいし、だからといって何の罰則も下さないのは、今の時代を担う組織として面子が立たないし』
「あ~……」
なんだろう。勝手に社内改革を進めた末端職員を叱ろうとしたら、違法企業を軒並み潰して業績トップを取った挙句、実は社長の娘さんでしたみたいな、そういう感じ? 扱いづらっ。
「てか、あの……教団を潰した件については?」
『うん? 「マリア年代紀」は統一国家時代から懸賞金がかかってたレベルの歴史的闇組織だよ? 現実改変を使ってくる相手なんて国際討伐案件なんだから、お咎めなんてないさ。ま……気にすべきは残党の可能性かな。英雄ちゃんに消される前に、自身の痕跡を絶った相手がいた場合、今後、君たちが狙われる展開はありえる』
「……そうか」
残党────なんて、出てくるだろうか。
レティ曰く、教団の所属者たちは例外なく「望霊」の契約者であり、狂信者だったと聞く。一度でもあの精霊と契約したが最後、辿るのは教祖と同じような結末だろう。たとえ残っていたとしても、望霊に呑まれて終わるのが関の山だと思うが……
『ま、とにかく。引き続き英雄ちゃんの監督は刈間くんにお任せってこと。あれから、さすがに何もなかったわけじゃないだろう?』
「そりゃあな。理解らせた」
どんな手を使ったかは言うまい。
二次元に精通している学園長ならこれだけで察するだろう。
『じゃ、これからもそんな感じでよろしく。他に何か質問はあるかい?』
「……そうだな」
質問といえば一つ、気になることがある。
◆
さて、淹れたてのコーヒーを片手に寝室へ戻ると、そこには白い塊があった。
ベッドの上。布団にくるまったまあるい物体。
まんじゅうである。
「良い朝だな、ハニー?」
「~~ッ!」
まんじゅうからは声にならない抗議。
椅子を横に持ってきて腰かけ、コーヒーを口に含む。なんだろーな、この見てるだけで面白い光景は。
「け……けだもの。けだもの、ディアはけだものです……!」
「今さらか。その認識は数週間遅いぞ」
「わ、私を騙してたんですかっ。ぶっきらぼーだけど私に優しいディアはどこへ! あ、あんな……あんな野蛮でひどい人、しりません! 返してください、私のディアを!」
「……負けたからって意地張るなよ?」
「まけてませんしッッ!?」
嘘をつけ嘘を。
「レティ。お前は知らんのかもしれないけどな、──人間って成長するもんなんだよ……」
「精霊と人間ですよ!? ましてや私は精霊の中でも最高位なのに! こんなの認めません、再戦を要求します!」
「再戦って……まだ足りねぇのかよ……レティも相当だな……」
「誘ってませんけど!?」
荒ぶるレティまんじゅう。
ちょっとつついてみると、もぞもぞと隙間から顔を出してくる。むーっとしたまま、完全にゆで上がっていた。うん、まんじゅうだこれ。
「あはははは」
「う……ッ」
そのまま頭を撫でにかかると、享受するように目を閉じるレスティアート。素直すぎて可愛らしい。ずっとこうして愛でていたい気分である。
が、そこは皇族としてのプライドが許さないのか、ちらりとレティは探るような視線を向けてくる。
「……あ、あの。なにかありました? その、ご、ご連絡とか……」
「ああ、さっきな。どうやら俺は免許取得の勉強をしなきゃならないようだし、お前はそのうち専用の施設で能力測定。それと向こう百年は現世の振興に尽力する刑を科されるそうだ」
「?? 刑罰……ですかそれ? 今までとあまり変わらないような……」
「そして、歌って踊らなくちゃいけないらしい。俺の前で」
「なんですかそれは!? なぜあなたの前でそんな辱めをッ!?」
「俺しか見ないんだからいいじゃん」
「なんでキリセだけが見るんですかぁー!」
わーん! と、もう情緒がしっちゃかめっちゃかになっているレティだった。
俺のせいだが。全面的に。
「まぁ、毎日パンツの色を申告するとかでもいいけど」
「互換性があるんですか!? どっちにしろ恥ずかしいですよ!?」
「どっちも嫌ならもう俺のシャツを盗まないでほしいんだがな」
「……いいでしょう。歌って踊ってみせましょう」
「そっちを取るんだ……」
毎日毎日、少しずつ衣類が減っていく現象はまだ続くらしい。
一体どのタイミングで活用してんだろうか。ほぼ四六時中、一緒にいるハズなんだが……
「……反省は、してますので……あなたを待たず、一人で突っ走って、ごめんなさい……」
「再三言うように、根本的にはやられた俺の落ち度だが。ま、あの聖女、今度会ったら借りを返さなきゃならねぇな」
「その時はぜひお供を。ええ、契約している邪精霊もろとも消し飛ばして差し上げましょう」
嫁の殺意がつよい。布団まんじゅう状態なのに、なんだその圧は。ガタガタと軽く室内が揺れている。顎下を撫でて落ち着かせておこう。よし、静まった。
「んにゃん……くすぐったいです……」
「…………」
……レティのデレ度が留まるところを知らない。空気の甘さに対抗すべく、淹れてきたコーヒーを飲む。あっつ。しかもにっが。にっがい。だがこの苦さが俺に理性を与えてくれる……!
「ディア、なにを飲んでるんですか?」
「目の覚めるやつ。……飲みたいのか?」
そこで不意に彼女が起き上がり、布団で身体をくるんだまま、布の隙間から両手を差し出してきた。きらきらと好奇心を宿した青い眼がじーっとこちらを見つめてくる。
「……気を付けろよ? 熱いから」
コクリと彼女が頷いたところでカップを渡してやる。
細い指がそれを包みこむようにして受け取る──精霊からすれば大した熱さではないらしい──と、ずずっと一口すすった。
「……なんとも、独特なお味ですね……」
ニガイ、とあからさまに渋そうな顔をするレティ。わかりやすい奴だ。
カップを返してもらうと、不可解そうな目を向けられる。
「……好きなんですか? それ」
「いや、なんとなく選んだだけだ。まともに飲めるやつなら水でもいい」
飲んだ途端に痺れがあったり、痛みに耐える覚悟を要されるような危険飲料以外なら。
アレ、しばらく味覚が効かなくなるんだよな……そのくせ、定期的に摂取しないと頭痛に襲われるというオマケつき。実家が消し飛ばされて数週間は、苛々と体調不良で最悪だったっけ。今はもう──ていうかレティと出会ってからは、そんな状態とは無縁だが。
「はっ……す、好きな食べ物はなんですか!?」
「ん? そうだな……基本的に肉とかパン系とか……ハンバーガーはかなり好き寄りだな」
「はん、ばーがー……?」
「ファーストフード。今度買って……いや、作るわ」
市販のをいきなり食べさせるのはまずい。質が良いので今の俺の料理レベルでは太刀打ちできなくなる可能性がある。事は慎重に運ばねば。
「……私、ディアのこと全然知りませんね……」
「そりゃお互い様だと思うが……あー、記憶覗けるのに、ってか?」
「それもありますけど……もう、別に無闇に探っているわけではないのですよ? 人の記憶の情報量は膨大なのです。欲しい情報だけ狙い撃ちできるのは、相当記憶に特化した精霊でもなければ難しいんですから」
ほーん、とつい生返事をしてしまう。
記憶を思い出すことはあっても、覗き見る感覚は分からないのだ。想像力の限界である。
「ん……待てよ。じゃあ逆ってできるのか? 俺がレティの記憶を見る……みたいな」
「や……やろうと思えば。……気になりますか? えへへ、ちょっと恥ずかしいですね……」
レスティアートがテレテレし始める。かわいい。コーヒーを飲む。なぜだろう、苦味が薄い気がする。あーかわいい。コーヒーを飲む。効果はいまひとつだ。
「まぁ、そう焦ることはないだろ。少しずつ教えてくれよ。俺たち、色々と恋人になる前にすべき段階を色々と吹っ飛ばしてるし」
「そ、そうですね……」
「帝国……っていうか、三千年前の世界とかな。思えばレティは貴重な当時の証言者だし。歴史とか文化とか、聞いてみてぇな……」
我ながら冴えた名案じゃないか。彼女の生きた時代、環境を理解してこそのレスティアート論者。また彼女の解像度が上がるぞこれは。素晴らしい機会である。
「……レティ?」
ふと見ると、彼女はぼーっとしていた。というか、衝撃を受けたように呆然としているようだった。
……しまった。帝国がレティにしたことを考えれば、「教えてほしい」なんて酷い提案だった。俺はなんでこういう時、的確に外すんだか──
「はい……はい! そうですよね、気になりますよね、帝国!」
「!? えっ、ああ……おう? い、いいのか?」
「はい!」
咲くような満面の笑み。
あまりの輝きに目が眩みそうになる。そこまで嬉しがるようなことだったのか……?
「嬉しいことだったんですよ、今のは!」
「え」
「ふふん、ディアの考えてることなんて丸わかりなのです。──確かに私の生い立ちを考えれば、それは無理もない反応ですが……でも、嬉しいのです。あなたが私の国に興味を持ってくれたことが。知りたいって思ってくれたことが!」
「……そうか。なら、気を引き締めて──聞かないとな」
皇女様直々の講義だ。一言一句として聞き逃すわけにはいかない。
彼女の生まれた時代。生きた世界。勉強は得意じゃないが、学びの時期というやつだろう。そもそも俺は知らないことが多すぎるんだから。
「私が精霊になる前のことまでしかお伝えできませんが……これでも、皇族として必要な教育は全て受けています。『民衆の前に姿を晒しても問題ない』と判断される程度には、できる子だったのですよ、私は! ……まぁ直後に皇族から外されたワケですが」
「コメントに困る注釈だがコメントするぞ俺は。──それでも世界のために戦ったお前は凄い。偉い、ってな」
「好き! 私の好感度をこれ以上あげてもディアを監禁したくなるだけなのですが! 好き!」
「監禁癖があるの、お前……?」
「ディアをあらゆる脅威から守りたい……という庇護欲がカンストしてしまった時に発動するものです♪ お気をつけください☆」
「や、閉じ込められたり自由を奪われんのは慣れてるけどさ。まぁ、レティにされるって考えると、案外悪くな──」
「──監禁エンドは消失しました。私の次回癖をご期待ください」
「なんで!?」
この二言三言の間になにが起きた!? 俺は宇宙の崩壊でも目の当たりにしたのか!? ある意味、永遠にレティと二人きりになるという特殊エンド、体験してみたかった……!
「せ、先人が行ったシチュエーションなんて二番煎じというものです。私は拘り派なので」
「えー……そうかー……そうかぁー……」
「バッドにしろハッピーにしろ、唯一無二のエンディングを提供してこそですからね!」
ふふん! と得意げに鼻を鳴らすレスティアートだった。
バッドエンドは疑似体験に留めておきたいが、ハッピーエンディングというのも何を指すんだろうか──まぁ、それはともかく。
「……えーと、何の話だったか……帝国についてか。レティが精霊になる前までの──……、」
精霊になる前の、彼女。
人間だった頃の──レスティアート。
「? いかがなさいました、ディア?」
目の前でレティが小首を傾げるが、一度かすめてしまったその思考は止めようがなかった。
彼女は融合精霊。いや正確には、「果たして精霊なのかどうか」すら怪しい、“強大な破壊の力”と融合した存在……だったか。
「……なぁ、レティ」
だからこれは、訊かずにはいられない。
けれどそれは、俺だからこそ訊かなきゃならない、問いだった。
「お前、方法があったら……人間に戻りたい、って思うか?」
「え……?」
きょとんとした声を出してしまうのも無理はない。
彼女にとっても、思いも寄らない質問だっただろうから。
「レティって、元は普通の人間だったんだろ? 俺は今、お前の霊力で命を繋いでいる身だが……もし俺もお前も元の人間に戻れるってなったら、どうする?」
先ほども──
学園長に対して、俺はこんな質問をしてみたのだ。
『……学園長。“融合精霊”を元に戻す方法とか……知ってるか?』
──その答えは、「知らないし分からない」、だった。
確かに過去、精霊と融合させられた実験体の例は出ているようだったが、そこから人間に戻れたケースはない。そも、そんな実験は現代において禁忌そのもの。実験体にされた彼らは各々の……望んだ処置や結末を求めたらしい。
では、レスティアートの場合はどうなのか?
融合精霊。
人間と精霊が融合したもの。人間が、精霊にされたもの。
レスティアートのそれを「元に戻す」ということは、翻って、彼女が俺に施してくれた命のリンクを解決する必要がある。その上で、どうなのか。破壊の霊力に左右されない、自由な人の身になりたいと──彼女が願うのなら、
俺はそのために、なんだってするだろう。
「……それは、正直……考えたことも、ありません、でしたね……」
考えたこともなかった──というより、考える自由すらなかったんだろう。
兵器という用途を定められ、運命を受け入れることしか許されなかった。
だが、今ならどうか。戻れる方法を模索することが、今の彼女には──可能なのだ。
「人間……人間に……」
レスティアートの青眼が俺を見る。
弱々しく、死を定められ、時の流れに飲み込まれる生物。精霊とは程遠い、なんの力もない、ただの知性体。──それに今の彼女は、果たして「戻りたい」なんて思うのか。
「わ……わかりません。ごめんなさい、わからないです…………その、私の理想はもっと自分勝手なんです。この破壊の力から解放されて、その上で……キリセと、一緒にいたい、って……」
「永遠に──か?」
「……はい。人間では、それは叶わない。現状の私たちが、永遠に最も近い形ですから……」
どちらかが命を落とさない限り、永遠。
一心同体にして運命共同体。お互い人間に戻るということは、その関係を捨て去るということだ。
「────ま。簡単に答えなんて出るわけないよなぁ……悪い、変なコト訊いて」
「い、いえいえ! あなたが現状に不安を覚えるのは当然のことです。あの、ええと……だ、大丈夫、ですかっ? 私との永遠……嫌になっちゃったりしてませんかっ」
「それは天地がひっくり返ろうが、宇宙が裏返ろうがありえねぇから安心しろよ。レティと永遠に生きるってコトには微塵の不安も不満もない。ただ、そこに伴って発生するだろうお前の負担が気になっただけだ」
「負担なんて……そんな」
だがこれで一つはっきりした。
彼女は、破壊の精霊でいたくない──ということが。
……当たり前の話だ。そんなの、当然の感覚だった。
常日頃から制御してなきゃいけない力があるなんて、並大抵の精神で耐えられることじゃない。自分の些細な行動一つで、世界を大きく傷つける──そんな力、そりゃあ無い方が生きやすいってものだろう。
「……、あー、なあ。ついでに思っちまったんだけど、お前ヤッてる時とかの霊力ってどう……」
がばっ!! とそこでレティが再び布団にくるまった。
まんじゅう形態、二度目の再来である。
「機密事項ですっ!」
「そ、操作してんのか、やっぱり……」
「…………私の十年の成果を、あまり甘くみないでください…………」
それもその通り。
寝てる間も──無意識下でも、彼女の霊力操作は乱れることがない。でなければ俺はとっくに死んでいる。
「……命を握られても、こんな破壊しか能のない私を前にしても……一切、まったく、怯まないあなたが特殊なだけです……だから私も安心して…………」
「んんっ……そ、そうか……」
レスティアートに殺されるなら本望! ──みたいな変態、確かに俺だけだろう。うん、普通はありえねぇよな。トップクラスの高位精霊を襲う馬鹿とか。
(なら当面の方針は……破壊の力に替わる、新エネルギーの模索、ってところか?)
そもそも彼女と融合しているモノの正体をはっきりさせないことには、始まらない。
帝国の術師たちはレティに一体なにを召喚したのか。彼女を「何」にしたのか。
根本にあるそれらの謎を解かないことには、この道筋は現れない。
それに関して、もっと思索を広げたいところではあったが──
「……あの。……キス、したいです……」
布団の隙間から甘えた青い瞳が見つめてくる。
可愛さ優先。甘やかし上等。ぞっこん生活続行。
ともあれ今は、彼女の期待に応えることが先決だ。この先もゆっくりと、俺たちらしいペースで歩むとしよう──
<精霊解説:レティまんじゅう>
布団を被ってまるくなった破壊精霊の姿。
とても丸い。まんじゅうにしか見えない。あらぶる姿もあるが目撃者は一名のみ。下手に刺激すると破壊光線を出すが、適切な人員が話しかけると行動不能状態が続行する。ちなみに布団をむりやり剥ごうとすると中に引きずり込まれるらしい。
EP2はひとまずこれにて了。
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