ぷろろーぐ
激短だよ。
はっちゃけた結果がこれだよ。
はっきり言ってネタだよ。でも少しシリアスあるかもよ。
でもあくまでネタだよ。
超テンプレだよ。
それでもよかったらだけど
ゆっくりしていってね!!!
「それで、えー、君は、如何したいのかな? なんでもわしに言いなさい」
唐突だがここは死後の世界で、僕の目の前にいる呆けているように見える老人は閻魔様的な存在らしい。
そしてここでは転生後の自分のディティールや、その環境を決められる処だそうだ。
「はあ、別にこれといって何もないですけど。敢えて言うなら」
適当にいいところの家に生まれて、適当にいい暮らしをさせてもらおう。そう言おうと思った。
だがそれは叶わなかった。
「それじ「テンプレ乙! っていうぐらい最強な超絶美幼女にしてくださいっ! 記憶があるのは大前提ですっ! それとファンタジーな世界にっていうのは常識ですっ! あとっ、人外に変身する能力とかも可ですっ! 不老不死のエターナル幼女とか大好物ですっ! 是非っ!」・・・は?」
「よし分かった。じゃあの。がんばりなさい」
隣の部屋から響く耳をつんざく男の大声。そしてそれを僕が言ったと勘違いをする老人。
「は? え? ちょ、待て! まだ僕は何も言ってない!」
理不尽な状況に文句を挙げるが、抵抗むなしくすでに僕の体は光の粒子になりかけていた。
遠のく意識の中、最後に見たのは満面の笑顔で手を振る老人だった。