表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
drama  作者: Ka
1/3

fiction 1

君はいつも半端者だ。ひねくれている。そんな君が素直にまっすぐ笑った笑顔が好きだった。その笑顔を好きだと言う事実。故に君が好きだと言う事実。そこまでが確かなら世間大抵ではギャップとでも言うものだろうか、そこをはじめに愛した僕は本来の君を愛せるだろうか。


なんて堅苦しく考えれば考えるほど客観的に自分を見てしまってこの愛に疑心暗鬼になってしまう。君の変わった一面を好きな僕と、ありのままの君を好きな僕とふたりいるきになってしまう。今はどっちだろうか。


半開きのカーテン。

窓の外から聞こえる洗濯機の音。

薄暗い部屋。

錆びたカッター。

ゴミ箱の消毒液。

生臭い血の匂い。


自分を鏡で見つめている。明るい部屋の光が反射して、よく顔が見えない。

寝癖がどうにも直せない。着慣れた制服と見慣れない髪型。ズボンはいつもちょっとぶかぶか

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ