~1話~
勢い余って1話!それではどうぞ!
…ドゴォン!
鈍器で扉を殴ったような音と共にエレベーターで降りていく時のような浮遊感を感じた自分、事ノ葉廻理は混乱していました。そして鈍器を落としたような音と共に叩きつけられたような衝撃が廻理に襲いかかる。
(いてぇっ!クッソ…いっつぅ…)
横腹を擦りながらタイムマシーンから出てきた廻理はここが研究所で何ともなかった事に安堵する。
そして床へ横になり考え事をしてる時、いきなり扉が勢いよく開かれた。そこには自分の知ってる親友、創多が老けたような人物が立っていました。
「なんじゃこりゃ!?って廻理!?廻理なのか!?おい!」
「あ…あぁ、てか創多?!創多…で合ってるの…かな?」
「合ってるぜ!どこ行ってたんだよ…あぁお前30年前と全然変わんねぇな!ガキンチョだな!ガハハハハ!」
創多は再開を喜び廻理は何が起きたか理解しようと頭を回していました。そして30年前という言葉から30年後に来たことを理解しました。
(そうだ…タイムマシーン!壊れてなければ帰れるはず…!)
廻理は慌てた様子でタイムマシーンの状態を見ましたが全然動く様子が無いことを確認すると、奇声を発しながら狂ったようにタイムマシーンの周りを回り出しました。
(懐かしいな…廻理が消えたときは俺も狂ったように叫びながら走り回ったもんだ)
そう思いながら創多は廻理が止まるのを待ち続けました。そして創多は(こいつは面白くなりそーだな)と心のなかで呟き、同時に廻理を家で引き取ることを決めました。
ひとしきり狂った廻理はなんとか直せないかと創多に相談しましたが「めんどくせぇ」の一言で弾かれました。無理だと判断した廻理は完全に燃え尽いた様子で床に大の字になるように寝そべりました。そして創多は
「うちにこねーか?この時代も悪くねーぞ、廻理12だろ?学校いけばこの時代について知れるだろーから行ってこい。」
と廻理に提案しました。それを聞いた廻理は
「めんどくさい、帰りたい、自分帰りたいでーす!」
とお互い譲る気がない状態がしばらく続きました。最後は創多の「おめー頼れるやついないのにこの時代で生きてけんのか?」という言葉を聞いた廻理が言い詰まり、結果とりあえず一旦創多の家に行くことになりました。
すいません。。寝ますね。
次は創多の家編。奥さんに子供いる設定しようと思うんで今日仕事しながら名前とか考えときます。読んでくれてありがとね!それではまた!