ゴブリン名付ける
今日も投稿しちゃいます!!電車の中からこんにちは楽しんでいってください。
ゴブルは重い腰をよっこいせと持ち上げ、少年の目を見る。
「お前はどごへいぎたいんだ、おでつれてってやる」
「行ける場所なんてないさ、だって俺は捨てられたんだからな」
少年の目から少し光が消えた気がした。ゴブルはだが、持ち前の無神経さで大声で笑う。
「そっがじゃあおでたちは、ながまだな。一緒にいくど」
と、肩をバンバンと叩く。その勢いに、子供は地面とキスをする事になった。
「うへぇ......まぁ、それも悪くないかもな!!」
こうして、人間とゴブリンの奇妙なパーティーが結成された。
「さでと、早速だが腹減ったなお前名前はなんていうんだ」
子供はギョッとした顔でゴブルを見つめる。
「くいはしねぇよ、そういうのすんのは頭のわりぃ奴だけだからな」
「そ、そうか俺に名前なんてねーんだ、俺は物心ついた時には売られて奴隷だったからな。隙を見て必死に逃げて今はここって感じだ。」
「そっがつれぇこと聞いちまったな」
「気にしなくていいよ、あんたは俺の命の恩人なんだからな!!」
子供は歯を見せてニカッと笑った。
「じゃあおでがいい名前つけてやんど」
「おっ、本当かい?嬉しいねぇ」
ゴブルはその足らん頭を一生懸命悩ませた。
「そだな、お前の名前はヒトアでどうだ?」
そう、典型的ゴブリン脳ゴブリンの名前の付け方に殉じた結果だ。
「いい名前じゃねぇか!!そういえば、あんた名前はなんてんだ?」
「おではゴブル、いつか人間の姫様と結婚する男だ!!」
「そりゃあいいや!!じゃあ、俺は世界一の冒険者になってやるさ。」
「なれるどいいな!!」
「ゴブルもな!!」
二人は大変良い性格なので本気でその願いが叶うように神に願った。
「さてと、じゃあ狩りに出るが」
「俺も一緒に行くよ。」
しばらく歩みを進めると、無駄にオーラを漂わせる鹿のモンスターを発見した。それは、角に沢山の緑の宝石が埋め込まれ、まるで芸術作品のよう。
「よし、あいつにすっか」
ゴブルは勢い良く、その角にとっかかった。
「ゴブル!!そいつはゴブリンのお前に勝てる相手じゃねぇ!!たまに現れるここの主だ!!」
そう、こいつは簡単に説明するなら奥地にいて、ちょっと進めた後に戻ってくると倒せる、廃人でもなければ出会うと基本負けイベそいつの名をフォレストカイザー。ゲームの世界ではないここでは、運悪く出くわすこともある相手だ。
ヒトアは声を荒らげた。
時はすでに遅し、森の主とゴブルはがっぷり四つに組み合った。
さて、今日も投稿ということで。いやー毎日続くと良いですね。さて、今日も露骨な催促しますか!!
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