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ゴブリン子供に出会う

やぁ、お久しぶりです(大嘘)

さーて、そろそろアクセス落ちてきたしかくっぺーって思ってたらまさかのブックマークアンド評価ありがとうございます!!!!!!!

「さでと、進化するにはけーけんちってのがいるっでゴブラにいちゃんいっでたな。」


ゴブルがいたのは、始まりの森浅層部。そう、RPGあるあるのチュートリアルダンジョンって奴である。


どうも、挨拶が遅れました。私は天の声この世界の語り部を勤めさせていただきます。以後お見知り置きを。


さて、仕事に戻りますか。


ここは新米冒険者が旅立つ際に準備段階としてまずここで腕試しって事で名付けられた。


「まずはずらいむをぶっ殺してやるが」


ところどころ濁りのある独り言を言った後、彼は森の奥へと歩を進める。と、突然立ち止まり元々細い目をさらに細めて半透明のぷるんとした赤黒いゼリーを見つめる。そう、こいつがRPGの定番スライムである。つぶらな目などは付いておらず、血餅が一番イメージで言えば近いだろうか。


「こいつ、人間襲ってやがんな!!」


そう、こいつは人を食うと人の血で赤くなるのだ。

今にも死にそうになっていたのは、冒険者としてはあまりに貧相な体をしたやせ細った性別不明の背は少し高い子供だとゴブルは思ったようだ。


纏わりつく数体のスライムを手で引き剥がし、圧倒的握力で一匹ずつ破裂させた後、ゴブルはその子供を肩で担ぎ、自分の土地勘で安全だと思う所まで運んでいった。


「おーい大丈夫かー?」


ゴブルは青白く痩せこけた頬をペチペチと叩きながら、その辺に生えていた薬草をその圧倒的握力ですり潰す。その汁を......。

え?圧倒的握力にハマってるのかって?いや、本当に圧倒的なんだなぁこれが。おっとこれはネタバレだな。

それを子供の腕に垂らす。するとあら不思議、火傷のようになっていた傷跡がかさぶたになった。この世界で薬草は最下級の回復アイテムなのでこればっかりは仕方ない。


「全く困っちまうな頭の悪いもんすだーにはよ」


と言いながら、その子供をゆっくり守って一夜を過ごすことに決めた。なんとこのゴブルは姫を連れて帰るまでは親の元には帰らないと決めていたのです。えらい。


さて、まぁ彼はとにかく火を起こさねばと思い木の枝をおり、手で擦り合わせて火をつけた。まぁ、人間には気の遠くなる作業だが圧倒的握力を持つゴブルにとっては一瞬。さらに追い込み子供が風邪を引かないように、落ち葉をかけて温める、顔はこんなだが優しい男なのだ。

そう、今更だが季節は秋少し肌寒くなる季節。そしてその森も赤く色付く季節にゴブルは寝ずに焚き火を見ながら一晩を過ごした。何も食べずに。


しばらくして子供が起きた。子供は半狂乱でわめき散らし、紳士なゴブルはそれに優しく声をかけた。


「傷は大丈夫だか?いだぐはねぇか。」


子供は驚愕し目を見開いた。


「ゴブリンが喋れるのか......?」


子供らしく舌ったらずでこの時期独特の甲高い声でそう問いかけた。


「あだり前だ。おではきょうようあるゴブリンだがらな」


「なんだよそれ、ぷ......はははは!!」


命の危機から脱した子供は心の底から笑った。ゴブルは変な顔を一瞬したが、幸せそうだしいっかと、笑った。






いやーゲームしながら書いたんで誤字脱字あったら面目無い!!資格はどうしたって?明日やればよかとです。

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