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ゴブリン実技試験

次は実技試験って奴か。まぁ、これは魔法系統以外は余裕だろ。


とか思っていたら魔法で的に当てる実技試験が最初っていうね。まぁ、あるあるだけどね!!


さて、気を集中させる。なぜなら、さっき席。つまり、受験番号が連番ではないのだが、グループ毎に分けた時に隣になる人は?そう、姫様である。瞑想で鍛えた精神力を見せつける時だ!!


「受験番号71番、前へ」


さて、試験会場に出る。的が目の前に動き回るものが十早かったり遅かったりする。


とりあえず的に当たればなんの魔法でもいいという事なので、人間にとって基本的な魔法の一つファイヤアローで場を濁すとしよう。


威力面でいうなら、ランスの方が強いが的を破壊しかねん。さて、魔法はイメージが大事。


まずは、矢をつがえるイメージ。その軍団を俺が指揮しているイメージだ。こいつらは全員ベテラン。外すわけがない。


「撃てぇ!!」


火で作られた老練な騎士達が顕現する。それは矢をつがえ、一斉に打つ。それはまるで、戦争の一幕のようだ。


一斉に同じタイミングでドスッという音がなり十個の的全てが100ptという表示を一瞬出して消えた。


試験官はガタッと立ち上がる。


「71番今の魔法は何かね!?」


「ファイヤアローですが。」


「いやまぁ結果を見ればそうなんだが、なんか色々おかしいだろ。あの騎士なんだよ!!絶対いらないだろ」


あれ?なんか雲行きが怪しいな。


「イメージしやすいかなーと」


「その分でMP喰いすぎだろ!!下手したら騎士が本体だよあの魔法!!」


そんな事はない。あの騎士にかかるMPなんて一以下だ。まぁ、矢も一以下なんだが。


「え?そういう所のMP計算この試験必要でしたか?」


「いや、いらないよ!?いらないけどね、この気持ちわかるかな!!」


悶える試験管を横目に、待機席に戻る。結構余分に椅子が置いてある。


なので、一人二個分開けて座ることが可能なのだが。思い切って俺は姫様と距離椅子一個分で座る。


するとこっちを見て、姫様はキラキラした目を向ける。ま、眩しい!!


「すごいかっこいい魔法だったね!!もっとおんなじクラスになりたくなったな!!」


こちらに、ずいっと椅子一個分スライドして近ずいてくる。服が当たっておりますよ姫様。


「あら、ごめんなさいね興奮しすぎちゃったみたい。」


「でも、私も頑張るから!!」


と言って、俺の目を見ると同時に、手に暖かく柔らかい感触が伝わる。俺の手を持ち上げ、両手でぎゅっと握りしめ試験会場に向かった。


起こったことに思考回路が付いて行かず、とにかくもう一生手を洗うまいと思ったことだけを覚えている。あ、手からいい匂いがする。


なんとか意識を取り戻した。周りの生徒達から捕らえられたゴブリンを見るかのような目で見られるが、全く気にならない。


あーおんなじクラスになれたらどれだけ幸せだろうか。


さて、試験会場に姫様が顔を出す。あぁ〜見るだけで癒されるんじゃぁ〜。姫様はファイアボールって言う初級中の初級の魔法をお使いになられる。いや、決してけなしてはないが、属性を付ける際に無属性のボールって技を覚えるんだけど、それに属性を乗せたものだ。


それがゆっくりと飛んでいき、爆発する。爆風に当たり判定が出ないように設定されているらしく、的が壊れない。おかしいだろ!!俺は心の中で激怒した。


遅いものから順に何個か的に当たったようだった。頑張ったね姫様。


まぁ、他人のやつ見てないからどれぐらいのスコアか知らんが。


「結構手応えありましたね。ふっふっふこれは合格ですかね?」


「そ、そすね」


かわいいな、あぁかわいいな、かわいいな。

ゴブル心の俳句。


思わず駄作を作ってしまうレベルではかわいい。

かわいいがゲシュタルト崩壊する前に理性を取り戻した。


さて、次は実技と人物試験を兼ねた王都簡易ダンジョンでのキャンプ訓練か。モンスターは怖くないが。人間らしい行動が取れるかとても不安だ。

なんかすげー!!評価とかブクマとか色々ありがとうございます。なんと昨日一日で100pv行ったんですよ。すごい。これは二話投稿ですね。なんか二話投稿の特別感無くなってきたなぁ。


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