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特訓が始まるようです!

俺とシリカはギルドマスターがいる部屋に入った。そこには、青いソファーが対になっており、その真ん中にくらいテーブルが置かれてあった。


そして、ギルドマスターが早速本題に入る。


「ソラ様お久しぶりです。今回、皆様にはドラゴン討伐ついてお話があります。ソラ様は上級魔法を使うと倒れてしまったらしいですね。そこで、今後上級魔法を使ってもソラ様が倒れないようにしたいのです。」


心配してくれてるのか!確かに、上級魔法を使って毎回倒れるのも…困るな…


「具体的にどうすると言うの?」


とシリカが言う。


「まず、私がSランク冒険者に指導を依頼します。ソラ様には明日からだいたい2ヶ月間、午前中だけ指導を受けてもらいます。そうすると、今の10倍MPが増えると思います。」


「じゃあ、そのようにお願いします。」


「また、今回のドラゴン討伐により、ソラ様のランクが2つ上がります。なので、Eランクですね。帰るとき、ギルドカウンターで証明書をもらってください。」


「うん!」


俺が元気よく返事をして終わった。


帰りにギルドカウンターに向かいEランク証明書を貰った。


俺とシリカはパーティールームに戻って、シリカが俺のランクを2つ上がったことをテルルに伝えるだ。


「ソラくん…夕飯何がいいかな…?」


と、料理担当のテルルが話しかけてきた。


テルルのご飯ならなんでも美味しいんだよな…でも、強いて言うなら、オムライス食べたいな…


「オムライスが食べたい!」


と、言うとすぐに料理を始めた。夕飯ができ、食べたら、卵がふわふわでとっても美味しかった。


「ソラくん!今日からパーティールームにお泊まりだよね!ソラくんは私と同じ部屋だからよろしくね!」


「うん!」


と、俺は無邪気に答える。そして、今日から俺とシリカの部屋となる寝室に連れて行かれた。


「じゃあ、軽く説明するね!今日からここがソラくんと私の部屋だよ!あと、おねしょすると悪いからオムツ履こうね!」


俺は首を振って嫌がったりしたが、シリカが面白がってやめない。当然、今の俺の力じゃなんの抵抗もできなく、数秒で終わった。


酷い…


俺はぷくーと頬を膨らましたが、シリカは「だーめ!」と言って外させてくれない。この後何度も抗議したが、ダメだった。


精神的にきつくはない…?肉体年齢に合わせて、幼児退行が進んでるせいなのか…?


この後、みんなでババ抜きをして楽しんだ。結果はアンナが全て負けていた。


アンナは駆け引きが下手なんだな…


俺がうとうとして、目をこすっていたら


「ソラくん?眠いのかな?」


とシリカに言われ、抱っこされてベッドに寝かされて、シリカの抱き枕にされた…




翌朝、俺がギルドに行くと、ギルドマスターに呼ばれた。


「ソラ様、こっちへ」


俺は頭の上に疑問符を浮かべ、ギルドマスターに連れられて、ポーク平原に行くと、女の人がいた。


「これから、今日から指導してもらう人です。」


「はじめまして、私はエリカSランク冒険者です。」


「はじめまして…ソラだよ…?」


「では、私はこれで。」


と言うとギルドマスターが退出し、2人きりになった。そして、特訓が始まる。


「ソラ!では、始めましょうか!まず、知識として、魔力のあげ方に効率的なのはレベルを上げることなのは分かるよね?」


「レベルってどこに書いてあるの?」


と聞くと、驚いたような顔になった。


「え?!分かんない?えっと、じゃあステイタスカード出してくれる?レベルはその裏に書いてあるんだけど…」


俺が裏を見ると本当に記載されてあった。分かりづらいなぁ…


「今32って書いてあるよ?」


「4歳でレベル32って早いわね…規格外は違うわね。まず、レベルの説明をするね。1レベル上がるごとにステイタス振り分けポイントが12ポイント貰えるんだよ。それを自分で、好きなところに振り分けて行くんだよ。まず、やってみようか!」


手順通りやっていく。MPと魔力に振り分けると1ポイントにつき23上がっていった。


「って!上がりすぎじゃない?!普通は1ポイントに9上ぐらいなんだけど…まぁ、いいわ、よくできたわね!」


いちいち規格外にツッコミを入れるのがキリがないのが分かったのか……褒めた。


「うん!」


「そろそろ時間ね。今日はここまで、明日は魔物狩りをするよ!お疲れ様!」


午後は、ポーク平原で採取依頼をこなして、1日が終わった。


そして、翌日


エリカと今日は魔物狩りをすることになっている。待ち合わせの場所であるギルドに行き、オークを狩るために一緒に30分かけて草木が鬱蒼と茂るゲノム森林に行った。


小声で、エリカが言ってきた。


「ソラ、相手が気づかない時は奇襲を仕掛けられるのよ。けれど、奇襲仕掛ける相手はどのくらいの強さなのかを把握できていない時は絶対にしない。」


「知ってる!力差があると、1撃で仕留められないからでしょ?」


「そうよ。では、あの魔物はオーク、君の中級魔法一撃で倒せる相手なのか、倒せない相手なのか教えて。」


「倒せるあいて!」


「そうね。では、『ファイアーアローレイン』と詠唱して複数の矢を想像してみて?そしたら、オークの首元に空間魔法で、ゼロ距離で攻撃して見て!」


俺は火のついた大量の矢を想像した。


「ファイヤーアローレイン!」


と詠唱したと同時に50本の矢が同時に出現し、オークの首にゼロ距離で当たり、見事仕留めた。


エリカがオークに近づいていて絶命したことを確認をした。


「うん!よくできました!では、今日は帰りましょ!」


30分かけてセントブルクに帰った。


午後にはシリカたちとポーク平原にいるスライム狩りに出かけた。合計30匹を倒した。




こんな日常を過ごし2ヶ月が経ち…


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


最終日を迎えた…


俺たちは、ギルド登録するときにやった水晶玉のところに来ていた。


「今日で最後だね!今日はこの水晶玉に触ってもらうよ!見覚えあるよね?」


「うん!」


俺が水晶玉に触れると、水晶玉が光って、ステイタスカードが更新されていった。その後ステイタスカードを見ていくと…驚いてしまった。



HP 6871

MP 15679

力 69

魔力 357

運 167


スキル『戦闘時魔力が1000倍になる』『魔法創作』

『加護』『森羅万象』


裏も見てみる。


レベル69 振り分けポイント0


なんかすごいスキル増えたな…まぁ、いいか。


「なんかスキル増えたかな?」


と興味があるのかエリカが聞いてくる


「うん!『加護』と『森羅万象』が増えたよ!」


「珍しいスキル発現させたね!それじゃあ、私の特訓はこれで終わり!最後に私と手合わせしようか!私の庭に案内するから付いてきてね!」


「うん!」


連れて行かれたところは、地球の言うところの東京ドーム20個分の広さの、草木が生えるの庭だった。


「手合わせする前に、発現したスキルの説明するね!『加護』は、1回だけダメージを大幅軽減できるスキル、『森羅万象』は、全ての魔法を習得できた証みたいなスキルよ!じゃあ、今立っているところから10秒後手合わせ始めるよ!」


「分かった!」


10、9、8


俺が予想するに、エリカは多分最初初級魔法を連射してくるだろう…


7、6、5、4


なら、俺もそうしよう……そのあと、一気にたたみこむ!


3、2、1


0になったと同時に「いぐぞ!」「い、いくね!」とほぼ同じに言い戦闘が始まる。


エリカから教えてもらった事をフル活用して攻撃をして行く。そして、同時に2人とも初級魔法を並行して唱える。


「「ファイヤーボール!ウイングカッター!」」


魔力は断然ソラの方が高いので、エリカは劣勢になるが、中級魔法のファイアーアローレインで威力を補い回避する。


そして、2人は空間魔法を使い、瞬間的に移動して魔法をぶつけていく。2人の魔法を相殺すると同時に衝撃波が出る。その影響で周りにある木が折れた。


約10分ぐらいこのぶつかり合いを続け、エリカが突然上級魔法を打った。俺は驚いて、何もできなかったが、スキルの『加護』の影響でかすり傷で済んだ。


エリカは満足したのか「十分よ!」と言い手合わせは終わった。


「ふぅ…強くなったわね!よし!このぐらいやっても倒れなければ大丈夫だね!特訓はもう終わりだけど、なんかあったら呼んでね!しばらくはセントブルクにいるから!それじゃ、ばいばい!」


「ばいばい!ありがとう!」


と、俺は別れを告げ、パーティールームに戻った。

すると、アンナとシリカに


「どうしたの!?その傷!!」


と問い詰められ…困ってしまった…


ソラは見違えるように強くなりましたね!それからの活躍に期待です!


エリカ 28歳 赤髪のショートヘアー。

身長 168 体重52

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