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戦国オンライン  作者:
2/3

ハジメテの戦い

一人の男が現れた

ゲームの中だと言われても信じられないほどうまく作られた世界では人がなにもない空間からでてくるだけでも異様に感じる。

そうここにある本物に見えるいくつもある屋根が藁で出来た木の家も昼寝をしている猫や犬走り回る子供も全てが電脳空間で作られたものである

「ようこそ 戦国オンラインへ 」

「え?」

どこから聞こえるのか分からず周りを見回す現れた男

「私は初心者育成用の精霊でアリカと言います」

(ねーよ、なんで戦国もので精霊なんだよ、しかも初心者育成用って、萎えるわ…)

「……よろしく」

「兵士志望と言うことなのであちらの道場にてチュートリアルを受けて下さい」

そう精霊が言うと道場まで続く線が足元にでてきた

(SFとか魔法ありきのファンタジーじゃないんだからさぁ…)

そう気を落しながら線をたどり道場へあるく

道場の中には一人のNPCがいる

(話し掛けたけどどうせ重要なことは最後にまた言うから聞き流す。)

「………であり………のような……また………では戦争のルールをまとめよう」

(お、きたきた)

「戦争に参加するには全体マップから参加する、戦士は自軍拠点から出撃する、拠点は増やせる、倒されたら一定時間後に自軍拠点から再出撃。

もう一度聞くか?」

(はい いいえ)

(いいえをポチッとな)

「よろしい、細かいルールはシステムから見ることが出来る(また世界感が)それでは幸運を」


「チュートリアル終わったし一度戦ってみ「それでは次はコッチです」あ、はい」


そうして彼は妖精によりこのゲームのルールを教え(チュートリアルに振り回され)て貰ったのだった。



「ケンジさん」


「ん?」


「ケンジさんは見事数々の試練チュートリアルを乗り越えました、おめでとうございます」


「どうも」


「これから訓練兵卒通称兵卒として前線に立たれるのですよね」


「まぁそのためにここに来たし」(あれ?なんかしおらしい顔してる)


「わ…私は私が戦えるなら戦いたい」


(何言い出すかと思ったらなんかのイベントか)


「ケンジさん私をケンジさんのペットにしてください」

《はい いいえ》

(おそらくまだチュートリアルでこれをつれていぐ場合1仲間にした獣をつかう職になる

2断ったら獣をつかう職に付けなくなる)

実際のところケンジは剣で戦うためにこのゲームを始めている。

なので答えは

「断る」


「どうして? 」

信じられるという顔

「剣で戦いたいから

獣使いなどでいたくない」


「私をペットにしても獣使いにはなれはせんよ」




「…嘘」「ペットは初心者プレイヤー救済措置でプレイヤーには劣りますが戦闘できます」

「ボッチはペットと協力してゆっくり攻略ってことか?」

「いえ仲間がいるときペットは戦闘に参加か後ろで待機ですね」


「なんで仲間がいる(非ボッチな)のにペットがいるんだ?」


「ペット持ちの人たちは非初心者ってことですね、ペットは捨てるまでは主人の側にいるものですので」


同胞ボッチよお前は救われたんだな」

ケンジは信じてもいない神に感謝した



「ペットの優用性が示されてからは新しく人が着たら必ずペットを連れていきましたね、このあいだ天下統一に1番近いと言われたザビエルさんが来てどうしてもペットが欲しいなんて言ってたけど、道場の師範がぼこして片付けたよ」


「ぼっちでぐだぐだやってたらキャラ作り直すかも知れなかったのか、ペットはつよいなー」


「でも維持費が高くて泣く泣く手放す人もいるんですよ」

「うそ…だろ…」

「ほぼ嘘です」

キャピ

「おい」

さすがにふざけすぎだ叩かれる

「でも育てすぎたり何も考えずに育てると維持費が上がりますので始めの内は生活基盤が整うまで育てるのは下策ですね」


「それじゃあ戦争いって互いの動きを見てみるか」

「了解しました」




広い平原に四肢累々虐殺はまだ始まったばかりだ


30対30の試合に参加


「うぇ…なにこれ?」


腕試として戦場にフィールドインした


戦場はただの平原


そう平原


騎馬にとってはこれほど戦いやすい場所は無い平原



敵の騎馬隊の突撃に蹂躙され味方は浮足立ち分断され後から着た歩兵に確固撃破される。


あまりの一方的な戦況ゆえに先の一言が出てしまった。


甲チームWIN



乙チームLOSE


最後まで騎馬に対する有効打を打てずこのゲーム最初の戦いは幕を閉じる




「どうでした,他のプレイヤーは」


「あーすげー腕の断面ってこうなってたのかー」

敵に斬られた自分の腕を眺め二重の意味でのショックでレイプ目の彼。


「はい傷薬」


「うをっ!腕がくっついた!しかも動かせるすげーよ傷薬本当すげー」


「ゲームですから」


「すっかり忘れてたよ」

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