天駆ける空船
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今回は後書きにちょっとお知らせ。
それは、空に浮かぶ染みのような。
夕暮れが近づきつつある中、何かが此方に向かって飛んで来る。
この期に及んでドラゴンとかは勘弁だとスーリヤは思ったが、誰よりも遠目が効くエルフである。次第に詳細が解ると、スーリヤは呆然とした。
「空を飛ぶ、船だと?!」
何かそんなものをペネロッテから聞いたような。そう、ドワーフに開発を頼んでいたとか……
ナツコが、突然飛び上がって矢のように飛んで行く。
空魚:プレコの特性は何者にも負けない素早さだ。
ナツコは一直線に空を飛ぶ船、魔道船まで空を泳ぐと、船上で舵輪を握る見知ったドワーフ娘を見つけた。
「ベゼリー、アンタ良いところに来た!」
「よお!ナツコさん!一体何が起こってるんだ?ペネロッテは?」
「スタンピードで戦争中よ!アンタ、この船は武器あるの?」
「もちろんだ!そこの水晶球を魔力で操作、敵を捕捉すれば、ガルダム合金製の空飛ぶ槍とか、術者の魔法を拡大して撃つとか出来るぜ!」
「じゃあ、ランテルムを守るためにお願い!手強い敵が居るのよ!」
ナツコの指示する方へ、ベゼリーは船を進める。魔刃についても説明を聞くが、魔道船の表面は魔力コーティングしているため、恐らく飛ぶ暫撃は防げるであろう、とベゼリーは説明した。
「それならば、遠慮なく近付けるわね」
「ピュイ~~イ!」
マーニャが、ナツコを追って魔道船に到着する。
「マーニャ、良いところに来た!一緒にやるわよ!光属性に!」
インペリアルゼブラプレコの上に極楽鳥が乗る。一匹と一羽は、魔道船甲板上の水晶球に魔力を注ぎ込んだ。
夕暮れに光の槍が雨のように降る。それらは一本一本が魔人の元に着弾し……あり得ない空を飛ぶ船の登場と幻想的な光の乱舞にランテルム勢は言葉を失い、魔人騎士団は光の槍によってその活動を停止した。
アタシは魔人ボス、いや、魔人ジェコスと対峙して斬り結んでいたけど、突然の光の乱舞に、飛びすさって周囲の状況を見る。
空に船が浮いてる。
まさかあれは、ベゼリー?!
魔道船が完成して、絶妙なタイミングで到着した?!
魔道船から、今度は、何か黒いものが打ち出されて、周囲のモンスター達がずたぼろにされていく。
きっと設計図にあった槍を連射で撃つガトリングジャベリン?! これはチャンスだ。
「みんなあっ!押し返すチャンスだよぉっ!」
アタシは声を限りに叫んだ。動きを止めていたランテルム勢が勢いづいて閧の声を上げ始める。
これで良い。後はアタシがジェコスを倒す!
第10回ネット小説大賞運営様から感想頂きました!
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武器無しソードマスター ~ルイン・ブリンガーズ前日譚~https://ncode.syosetu.com/n0988db/
あらすじ
~旅の出会い~
剣聖を目指し長年の修行を終えた青年シャティルは、武闘祭に参加すべく王都へ向かおうとしたが、王都の鉄不足により武器が新調出来ず、このままでは武闘祭への参加もままならないことが判明した。
廃鉱山に一縷の希望を託し急遽寄り道をするシャティルは、運命に導かれるように仲間と出会い、ありあわせの武器で工夫しながら様々な危機に立ち向かう。
廃鉱山奥に待ち構える宝の正体と待ち構える脅威に、ソードマスターの技が冴え渡る!
前日譚と言うことは、本編もある。解るよね?
異世界冒険戦記 ルイン・ブリンガーズ
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~テオストラの怪異~
三千年の眠りから目覚めた少女とシャティルや仲間達の冒険譚。
テオストラ鉱床に発生した怪異の謎を解決しに向かった一行は、謎の声に導かれ、密かな侵略に立ち向かう。待ち構えるのは亜人と竜、そして神?!
~平原動乱~
遂に専用武器を手に入れたシャティル。武闘祭に向けて続々と集まる強者達。
折しも、帝国に扇動されて周辺のモンスターが王都へ進軍を開始する。戦乱の各地、無名の者も名の有る者も群雄割拠の中、シャティルの本気が敵軍を切り裂く!
全部で45万文字あります。長編なので年末年始にでもどうぞ!




