表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
メスオーガの進化先は美少女でした。  作者: しゆ
第4章 ランテルム公爵領
63/97

鏡の裏

ザムトーさんとの面会を終えて、受付からスーリヤに紹介した宿の名前と場所を聞いた。


銀剣亭と言う宿だそうな。


銀剣亭について受付に話し、スーリヤが取ってくれた部屋へ。なんでダブルベッドの部屋?


「いやあ、他の部屋が空いてなくてね。仕方がないから一緒に寝よう。ね!」


スーリヤ……もしや、そう言う趣味が?


いざとなったら、影空間に待避して……いや、アタシが逃げてもスーリヤを突っ込んでも、どっちにしてもスーリヤの体感時間は一瞬だな。


外に逃げることは出来るけど、休めない……まさか、影空間にこんな欠点があるとはね……はあ、覚悟決めるか。


「変なことしたら、その口に生肉突っ込んで油流し入れて、腹の中でオイルフォンデュ作ってやるからね」

「なに、それ!怖い!オーガ流の料理なの!?」

「とりあえず、ギルマスとの話を伝えるよ。それで、後は晩御飯食べに行こう?」


こうして、アタシ達はランテルムの初日を終えるのであった。


ちなみに、スーリヤは可愛いもの好きで抱き枕好きの趣味だったよ……まあ、辛うじて変態ではなくて良かった……のかな?



翌日ー


銀剣亭には、公爵からの招待状が早速来たようだ。朝食中に宿の人から渡されたソレは、昼食に招待するので来てくれないか、との内容。


受付にまだ公爵の使いの人が待機していたので、連れと一緒なら良い、と返事をする。


こうして、アタシ達はランテルム公爵邸に向かう事になった。



ランテルム公爵邸は、都の中心にあった。行政庁を兼ねる大きな公邸で、一般人も頻繁に出入りしている。正確には、向かって左隣に私邸が隣接していて、中でも繋がっているらしい。当然、その境目では警備の騎士もいた。


アタシ達が受付に招待状を見せると、直ぐに私邸への境目を抜けて、豪華な待合室に案内された。


壁の絵画やら壺やらイメージ通りに高そうなものばかりだ。アタシはキョロキョロしてるけど、スーリヤは貴族相手が慣れているのか、余裕でソファーに腰掛けている。


壁の一部に大きな鏡があるんだけど、良くある手段だと裏から覗いてたりして。


……確かめてみるか。


影異相転移発動!



影空間から壁の裏に移動して、時間の止まった現界を見てみると。


やっぱり、いるじゃん!


引き締まった体格で精悍な細面の金の短髪イケオジと、15歳位の金髪縦ロールの気の強そうな女の子が、鏡の裏からこちらを覗き込んでいた。


もしかして、この二人がランテルム公爵とユリース公女?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ