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メスオーガの進化先は美少女でした。  作者: しゆ
第3章 ドワーフ郷の冒険
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丸鳥と秘湯

2日目の夜は、丸鳥。水辺に居た丸鳥を影異相転移で捕まえ、首を絞めて羽根を毟る。今回は、錬金術で処理せずに、ベゼリーがお手本に、上手に捌いてくれた。


と言うのも、今回は丸焼きにしようと。錬金術だと部位毎に別れちゃうし、アタシが一度正しいやり方を覚えれば、錬金術でも次からは出来るかと思う。



首切って逆さに吊るして血抜き。次に羽根むしって首から吊り直して、肛門周りを腸を切らないように切断、お腹を縦に切って内臓の周り何ヵ所か切ると、内臓スプラッタはすんなり落ちる。


後は表面を軽く焚き火で炙って毛根を焼き、漸くお肉の状態になった。


そこからはスパイスを刷り込み、お腹にはその辺に生えていた野草と、買っておいたゴボウをささがいて詰め、鉄串で止めたら、クルクルマシンでじっくり焼く!


深めの鉄皿2枚を錬金術でちょっと加工し、向かい合わせて閉じられるよう、留め具を追加。中にジャガイモと猪肉の切れっぱしを突っ込んで焚き火につっこめば、オーブン焼きも出来るって寸法だ。


ベゼリーは自分のドワーフ工房の中に、エール酒を今回持ってきてたみたい。アタシも御相伴に預かる。


エール酒も旨いね!これ、冷やしたらのど越し良さそう!


鉄皿を取り出して、猪肉の油でこんがりポテト状態にジューシーな丸鳥を切り分け、舌鼓を打つ。


酒とおつまみ、美味しい~!


こうして、2日目の夜もアタシ達は楽しく過ごせたのでした。



3日目ー


今日の午後にはドワーフ郷に着くみたい。


でもベゼリー曰く、その前に是非とも寄る所があるんだとか。


もう少し、と言われた頃に、アタシの鼻は覚えのある臭いを嗅ぎ始めた。なんか、硫黄臭い?


やがて到着した場所はなんと。



露天風呂!?



大きな岩で組んであって、並々と白いお湯が溜まっている。後ろの方に温泉の湧くところがあるのか、ドラゴンを象った石像の口からダバダバと、マーライオンのようにお湯が湯船に注がれている。


湯船から溢れたお湯は下方にある砂利敷きの排水溝に染み込んでいってる。


周囲は板張りで二段の高さになっており、二段目は着替えを置く場所、一段目は洗い場だってさ。


壁も何もないし、男女の分けもないけど、この世界で温泉に入れるとは思わなかった。



「なんでこんなものがあるの?」

「その昔、ドワーフの冒険者が源泉を発見したらしいよ。地下深くから湧いてるんだそうな。基本的にここはドワーフ族かドワーフから教えられたものしか知らないし、とはいえ、人里からは中途半端な位置にあってね。ドワーフの狩人や冒険者、あとは野性動物くらいしか来ないんだ」


ベゼリーはそう言いながらももう、大胆に脱ぎ始めた。ガッチリ体型だけど意外と着痩せするんだね。

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