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メスオーガの進化先は美少女でした。  作者: しゆ
第一章 チビッ娘メスオーガ?!
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仲間が出来ました

ナツコさんは、極楽鳥のそばを優雅に、かつ挑発するかのように白黒の身体を見せつけると、極楽鳥が飛び掛かる寸前に身を翻し、持ち前のスピードで一気に逃走。その速さは極楽鳥を充分に上回っているようだ。


アタシは今のうちに、影空間から現界に手を伸ばし、巣の中に有るものをささっと回収して影空間に戻った。後は、元の場所まで戻ってっと。


「お待たせ!成功したよ!」

「空魚が囮になっているうちに、離れるよ!」


アタシと師匠は、その場を後にして森まで退却。しばらくすると、ナツコさんも戻ってきて合流した。


「あいつら、速さじゃ負けないけど、魔法攻撃が多彩過ぎて嫌なのよね。まあ、アタシのスピードでぶっちぎってやりましたけどね!」


ドヤ顔のナツコさん。


「流石はナツコさん、サスナツだね~。それでは、戦利品調べてみましょっか!」


アタシが影空間収納から戦利品を取り出してみると……



虹魔石×4、極楽鳥の羽×7、極楽鳥の卵……


「ちょっと!何、卵採って来ちゃってるのよぉ~!」


ナツコさんの叫びが辺り一面に轟いた。


「返しなさい、返してきなさい、今すぐに!」

何故か五七五調のナツコさん。


「そ、そうだね」


アタシが慌てて卵を掴みとると。



ピキッ!



「あっ!」


恐る恐る手の中を見ると、卵にヒビがどんどん入っていく。良かった、アタシが強く握りすぎたのかと思った……孵化するんだね。


アタシ達が見守る中、アタシの手の中で卵の殻が外れ、そこからピヨピヨと姿を現したのは、濡れそぼったオレンジ色のヒヨコ。頭から背中に掛けて極彩飾の筋模様が入っている。


ヒヨコはアタシの顔を見ると、ピイッと一声。


「あ~、これ、明らかに刷り込まれちゃったわね。アンタ、親と認識されたわよ。なんてタイミングの悪い……」

「え~、返せないけど、これはこれで可愛いじゃん」

「最後に囮になったアタシの後に卵が消えてるの。アタシ、この辺にいたら、ずっと追いかけられるのよっ!」


ずっ友ならぬ、ずっ敵だね、とは口にしなかったけども。


確かにナツコさんにだけ、迷惑かけちゃったなあ。


「まあ、仕方ないか。アンタ面白いし、アンタの旅にアタシもこれからついていくわ、よろしくね」


マジっ!?


空魚、エアフィッシュ:インペリアルゼブラプレコのナツコさんが仲間になった!



「ぴぉ~!」


極楽鳥(名称未定)の雛が仲間になった!



旅の道連れが一気に増えたよ。やったね!


「とりあえずログハウスに戻ろう。今日はゆっくり休みつつ、旅の計画を練るがいいさ。」


ガイア師匠の勧めで、アタシ達はログハウスに戻ることにした。極楽鳥の可愛子ちゃんにも名前つけてあげないとねっ!


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