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大丈夫、あなたはきっと大丈夫

作者: くま

この世の中は理不尽で窮屈だ。

あなたを苦しめているもの。

世間の目、社会への不満、学校への不満

私なりの目線で思っていることを文にしてみた。

頑張っている人達に少しでも届いて欲しい

この世の中は、理不尽で窮屈だ。


学校や仕事に行っている子供や社会人、若くて子育てをしている人達。そんな人達の気持ちを少しでも理解しようとしている人達はこの世界にどれくらいの数いるだろうか。


「今の若い子達は」という言葉が嫌いだ。

確かに昔に比べて、メンタルの部分が弱いと感じる人も多々いると思う。

しかし、今の若い子達はという言葉で若者を追いやらないで欲しい。

また、長年頑張ってきた人達への敬意を持って接して欲しい。



学校へのストレス、仕事へのストレス、子育て、介護

色んな場面で皆それぞれストレスに感じる部分がある


学校へのストレスを感じている人も多いと思う。

よく聞く言葉として「いじめ」という言葉を耳にする。その「いじめ」には、いじめる側が悪い、いじめられる方も何か原因があっていじめられる、いじめられる方はかわいそう。いじめてる人は弱い人だ。そう口にする人が多い。


しかし、本当にそうなのか?


いじめは悪い事、いじめはいけない、授業の道徳などでも取り上げている所も多いし、本人達もわかっていると思う。では、なぜなくならいのか。

それは、SOSを出しているのにそれを見て見ぬふりをしている大人、わかっているのにそれを言わない傍観者がいるからだ。


道徳の授業ではよく感想を書いたり、いじめアンケートがあるがそれは本当に意味のあるものなのか?

それを書いたからと言って大人は動いてくれるのか、

それを書く事によっていじめがエスカレートするのではないのかという恐怖心を強めている気がする。

また、SNSが活発的なこの世の中ではあることない事を簡単に書いて発信でき、それに便乗してしまう者もいる。大人達の目に届かない所でいじめは起こっている。それに気づいているのだろうか。


大人は、自分に都合が悪い事は無視をしているのではないのか?大人達の間にもいじめを促すような行動があるのではないのか?成績が良い子、成績が悪い子で態度を変えているのではないのか?子供は見ていないようでそういう所をよく見ている。そこからいじめが始まっているのではないか?

まずは、私達大人が少しずつ変わっていかなければならない。そうすることによって少しずつ世の中は変わっていくのではないのか。


大人がすべて悪いということではないが、子供達の手本になるようにしていく事が大事ではないのかと思う

大人も子供も少しずつ歩み寄って行くことが大事だと思う。



仕事へのストレスを感じている人もいる。

我慢して我慢して、最終的に体調に現れそこで、ストレスが溜まっていたのかと気づかされる人が多いと思う。


早い段階で体からサインは出ていたはずなのに、大丈夫、大丈夫と言って見過ごしている。

みんなきつい。自分だけ甘えてはいけない。そう言って倒れるまで働く人もいると思う。


倒れた事により、会社側に迷惑をかけたとそこでまた悩ませる。体調管理は自分にしかわからない。

しかし、無理をするまで倒れるまでそうさせたのは本人のせいなのか?そうさせていた会社側にも問題があると思う。


「今の若い子達は甘えてる」

「ゆとり世代」

「気が弱すぎる」

「これだから使えない」

「新人なのに甘えている」

「この歳になってそんな事できないのか」

このような言葉を言われると自分自身を否定されているような感覚に陥ってしまう。


倒れたくて倒れた訳じゃない。

甘えてなどいない。

ゆとりなんか関係ない。

必死に働いているのに使えなたい

必死に頑張ってきたのにその部分を見ようともしてくれていない。できて当たり前になっている。


本人は本人なりに頑張ってきた。

上司には伝わっていなかったのかもしれない。

でも、今の若い子達はとか貴方は使えないとか社会人として自覚がないというが結局は本人達の事を何も見ていない。


必死に頑張ってきたのにそれを認められない

休んでしまうと嫌味や妬みを言われてしまうのではないか。そう考えると無理しないといけないという頭になってしまう。


この言葉一つ一つに、傷ついている人達が世の中にはまだまだいると思う。

体は限界なのに、まだいける。大丈夫と言って無理をしている人達がいると思う。


お互いがお互いを尊重し合っていくような社会にしていかないといけないと思う。



若くして子供を育てているお母さん達に、世間の目はどうしてこうも冷たいものなんだろうと感じる。


20代くらいのお母さん達を見かける事が多くなったと思う。若いなりに不器用ながらも子育てを一生懸命しているお母さん達。そんな中で、「若いのに」とか「まだ子供を育てるには早すぎる」という言葉を言われる方々もいる。子供を育てるのに「年齢」は関係あるのかと思う。


社会にも出てない人が子育てなんてとか社会の事を何も知らないのにと思うかもしれない。

しかし、社会に出て働いているから偉いという訳でもないと思う。


若いお母さん達はお母さん達に、節約をしたり、家の家事をしたり、子育てをしている。それも仕事をしている人達と同じではないかと思う。自分の事を優先するのではなく、子供を優先に考えて自分は我慢をしているお母さん達がきっと多いと思う。


子育てをしている中で、きっと悩む事も沢山ある。

そんな時に手を差し伸べてくれる人がいたらお母さん達の不安や悩みもきっと減ると思う。

手を差し伸べてあげられるような社会にしたいし、私もそうなりたい。


人はそれぞれ何かに悩まされ縛られ苦しみながら生きている。

泣きたい時に泣けず、頼りたい時に頼れない、そんな社会になっていってる気がする。

だから、少しずつ変わっていきたい。

皆それぞれ必死に生きている。

それをどうかわかってほしい。


みんな同じ人間であり仲間じゃないか。

そっと手を差し伸べていくべきじゃないか。

そんな未来になっていけたら素晴らしいと思う。


今、我慢して、必死に生きている人。

誰かに頼りたいのに頼れない人。

泣きたいのに泣けない人。

大丈夫。あなた達の周りにはきっと手を差し伸べてくれる人が必ずいる。

だから、一緒に頑張っていきましょう。


大丈夫、あなたはきっと大丈夫。

絶対に守るから。

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