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屍兎は自由人  作者: 平成兎
第二章 薔薇の王国
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青年Aの研究 前編

ブックマーク減ってるーΣ(゜д゜;)

『魔術。

魔力と呼ばれる体内に宿っている力を術式によって、炎や水と言った物に変えて、放出する物の事。

魔術式とは、魔術の速度や威力を上げる為にある式である。

体内にある魔力の総量は、人によって違い、魔術を使い続ける事で増やす事が出来る。

魔術師達は、主に魔術式についての研究と、魔力の総量を増やす事に、その生涯を使い果たすと言っても過言ではない。


私も一魔術師としてこの二つの事柄を行い続けていた。だが、そんな日々を過ごしている時、ある疑問が頭に浮かんだ。


それは、

‘‘そもそも魔力とは何なのだろうか?’’という事だ。


何の疑問も無く、使えるから使うという事をしていたが、そもそも我々は魔力を真に扱えているのだろうか?

そう思った所から、私の研究は始まった。先ず、私は己の権力を利用し、とある高名な魔術師の、死体を手に入れた。


死体を使った研究で先ず知りたい事は、死体にも魔力が宿るのだろうか?という事だ。

魔力を検知する魔道具を使い、調べてみた所、魔力は宿っていた。

しかし、生前の彼の魔力とは全く異なる物だった。

別に、魔力の属性が変わったという訳ではない。だが、明らかに何かが違う。

当時の私は何が違うのかまるで分からなかった。

その後、即他の高名な魔術師の死体も調べた。魔術師でない者達の死体も調べた。

その結果全ての死体が、最初に調べた魔術師と全く同じ魔力の変質を遂げていた。

コレは、生物が死体になる時に起こる変化なのか?それとも、人間が死ぬ事で起こる変化なのだろうか?

確かめるべく、私は亜人族や、沢山の種類の魔物の死体を集めて、調べた。

結果、全て同じ変質を遂げていたのだ。

やはりこの変質は、死ぬ事で起こるようだ。


そして、もう一つある事に気づいた。


人間と亜人,亜人と魔物,人間と魔物

これらの魔力は、全て何かが異なっていた。 だが、人間と魔物はともかく、人間と亜人が打つ魔術に違いは一つも無い。

では、この違いは何の違いなのだろう?

私は、この違和感の正体を探るべく、更に死体調べを再開した 。

そこで、私はある事に気づいた。人間と亜人の魔力の違いは、人間と亜人の肉体の違いが顕著な部分では、より顕著という事だ。


例えば、獣人族ならば、人間には無い獣の耳や尻尾の部分に宿る魔力は、より、人間とは離れた魔力をしていた。

この事から、この魔力の違いは肉体に作用しているのだろうという推測が出来る。


私は、そこまで推測して、最初の疑問に振り返った。

魔力とは何だろうか?


どうやら、私が、イヤ私達が知る魔力の知識は、真実とは大きく異なるようだ……』

ココ最近投稿した分はまた書き直すかもしれないです。

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