表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
屍兎は自由人  作者: 平成兎
第1章 屍兎
6/75

一応、一位です。

今回も戦闘しません。

ごめんなさい

さて、其れでは俺のステータスを開示してみるとしよう。


ステータス

名前モフ太郎

性別男

種族キョンシー(僵尸)

職業空撃剣士

HP200

MP0

力70

防御力50

魔力0

魔法適正0

素早さ150

所持スキル

剣術level10

投擲level10

武術level10

跳躍level10

気配感知level10

鉄蹴level10

縮地level10

投剣作製level10

空撃

風踏み

呪紋

右手装備彼岸髑髏

左手装備破軍之白刃

頭防具彼岸の札

体防具白神のロングコート・白神のロングシャツ

腕防具白軍の手袋

脚防具白神のズボン

靴防具白神のブーツ

アクセサリーソウルネックレス

所持品

彼岸の札✖︎10

所持金

100000G


これが現在の俺である。

見ての通りステータスは余り成長していない。

このゲームの仕様上、ステータスは正直低くても余り関係ない。まあ、俺は低過ぎるんだけどな。

スキルはそれなりに増やした。



まず、剣術。

剣での攻撃の威力を上げる。



次に、投擲。

物を投げた時の飛んで行く距離と、速度、精度を上げるスキル。

level10にもなると、ナイフ位の重量の物を本気で投げれば、雲まで届く程になる。

次に、武術。

無手での攻撃力を上げる。



次に、跳躍。

ジャンプ力を上げる。

何かを踏み台にして、ジャンプすると、更に大きく跳べる。

level10まで行くと8メートル程の跳躍を可能にする。

踏み台にして跳ぶと、15メートル。



次に、気配感知。

その名の通り動物の気配を感知出来る。

level10だと、自分を中心にして、半径500メートル程の範囲を感知出来る。



次に、鉄蹴。

脚力が増す。

脚の力が上がるので、機動力も増し、蹴りでの攻撃力が大幅に上昇する。

その上、蹴りで一部を除いて、斬撃を受けれるようになった。



次に、縮地。

瞬時に相手に接近したり、相手の死角に入る動き。効果は機動力上昇。levelが上がるとその効果はより強力になる。



次に、投剣作製。

針手裏剣の様な物から、銃剣と呼ばれる剣位の大きさの物までの剣を作製出来るスキル。

levelが上がるにつれて、剣の作製速度と、質が変わる。

level10になると、瞬時に質の高い剣を作製出来る。

スキル投擲と相性抜群。

みんなもやってみよう。



次に空撃。

空撃剣士専用スキルで、空中での攻撃力が上がる。俺が月兎と呼ばれるようになったのはこのスキルの所為でもある。

風踏みはもう説明したので、簡単にしか説明しないが、要するに二段ジャンプである。


このスキル達や、ステータスにも言える事だが、

俺は素早さに重点を置いて強化している。



さて、次に装備の説明をしよう。


頭防具は、キョンシーの象徴とも呼ぶべき札だ。

札ごとにそれぞれ特殊能力を持っている。

その特殊能力は、使う時になったら説明するとしよう。

そして、札には、もう一つ特殊能力がある。

性別反転という能力だ。

この札をひっくり返すと、このアバターは女になる。

装備の見た目も女性仕様になり、声も高くなる上、髪も長くなる。

ぶっちゃけ、使えない。

何故こんな仕様を付けたのか聞くと、灰トは、「可愛いかなぁ?って思ったし、実際可愛かったし、結果オーライじゃん!!」と返された。

……さて、次は頭から下の防具について説明しよう。

頭から下の防具は白神を救え!!というイベントと、白軍王との決闘!!というイベントで、手に入れた、装備だ。

どちらとも防御は勿論の事、スキルの効果を、増大させる効果がある、全部装備して、

1.2倍だ。強い。

アクセサリーは、思い出の花畑というイベントをクリアすると貰える。

効果は、全属性に耐性を、持つという物だ。

そして、武器。

この二刀はどちらとも、武器としては最高峰で、どんな鍛冶師でも、改良は出来ても、再現は出来ないのだそうだ。コイツ等に会ったのは、約四ヶ月前の事だ。





四ヶ月前………



眠い………。

軽い気持ちで受けたイベント、迷宮探訪。

このイベントを10時に受けて、さっさと終わらせるつもりだったが、想像を絶する長さで、現在時刻は4時になってしまっている。

こんな長い迷宮をソロで来たというのは、大きな過ちだったと、今更気づいた。

………だが、この特に強いモンスターがいるわけでもなく、ただひたすらに長いだけのこのクソ迷宮ももうすぐ終わる。

やったるぜオラーーーーー!!!!(深夜ハイテンション)

俺は走り出し勢いのまま最奥の部屋を開けた。

何と其処には金銀財宝と、女が二人、鎖で繋がれていた。





・・・?

おかしいなーー。ここは普通金銀財宝とかが、もっと派手に有るもんだろ?

何故、女が居るんだ?

何だ?迷宮攻略の報酬は女二人ってか?(徹夜でおかしくなってます)

………気を取り直して、二人の女を見る。

俺から見て右に繋がれてる、女は先端が赤くて、残りが黒いセミロングで、黒いワンピースを着ており、顔は美人と美少女の間位の顔だ。ただ、こちらを見て楽しそうにしている事から、子供っぽい性格の様だから、どちらかというと可愛い系だろうが、客観的に見ても非常に綺麗と言えるだろう。

左の方は先端が白いロングのストレートで、白いワンピースを着ている。

こちらはザ・美人という感じで、糸目なのが、逆に神秘的に見え、掛かる前髪と、長いまつ毛がより美しさを醸し出している。こっちは断然美しさよりだ。


まあ、見た目はこの際置いといて、取り敢えず会話が通じるか試してみるとしよう。

「えーーーと、こんばんわ」

「こんばんわーー!!」

「………」

右の方の少女は、元気良く挨拶を、

左の方の女性は、まだ警戒中の様だ。

まあ、確かに、頭から脚まで真っ白で、しかも額に札貼ってる奴が勢い良く扉を開けて、入って来たらビビるよな。

取り敢えず、名前を聞いてみるとしよう。

「俺はモフ太郎。お前らの名前は?」

「彼岸髑髏だよーー!!」

「…………破軍之白刃です。」

「変な名前だな」

「モフ太郎もだいぶ変だよ〜」

「私達は刀なので、この名前でも変では有りませんが、モフ太郎はちょっと………」

「モフ太郎の何が悪いってんだよ………ん???

ちょっと待てお前等刀なの?

人にしか見えないんだけど」

「ハイ、私達は今は人型になっていますが、

本来の姿は、刀です。」

「ヘー、そんな事出来るのか」

人型になるとはまた面妖な。

死体が動いてるのも面妖だけどな(キョンシー)

「まあ、突然人型になった所為で不気味がられて、こんな所に封じ込められちゃったんだけどね」

ふむふむ。

「ええ、わざわざ此処まで私達を運んで来て、此処にこの鎖で封じ込めたのです。

それから、この迷宮を踏破出来る者は今まで現れず、今に至ります」

ほおほお。

「じゃあ、俺って凄いんだな!?(深夜ハイテンション)」

「うん、まあそういう事になるかな。」

「そうかそうか!!(深夜のアレ)

うんうん。

で、封印ってどうやって解くんだ?」













「え?」

「え?」

「何を驚いてんだ?」

「イヤ、だって私達人型に変身できる、刀だよ?

十中八九魔物だよ?」

「気味が悪いとは思わないのですか?」

「ああーーーそういう事か。

安心しろ。

俺も魔物みたいな物だし、お前等別に俺を攻撃するつもりは無いんだろ?

何より、お前等かなり強い刀だろ?

なら、メリットの方がデカイし。」

仮に魔物だとしても、攻撃意思が無いなら、人型になれる刀だからな。しかも強い。

増してや、こんな所に封じられてる女の子を自分が危険かもしれないというだけで、放っておくのは、どうかと思うしな。

ん?



ポタッ。ポタッ




「ひぐっ、えぐ、ぐすっ」

「…………」

…………二人共、泣いてる。

まあ、しょうがないっちゃしょうがないのか?

参ったな。どうしようか?

紅音が泣いてた時って、どうしてたっけ?

えーっと、確か…………




俺は、紅音にしたように二人の頭を撫でる。

「ふえ?」

「え?」

「ん?

ああ、悪い。

昔妹が泣いた時、良くこうしてたなーって思ってさ」


「……ぷ、ふふふ」

泣き止んだ、か?

「ありがとう。別に落ち込んで訳じゃ無いから大丈夫だよ。

ねぇ?破軍」

「はい。これは嬉し涙です」

「ならいいんだが」

そう言い、頭から手を離すと、二人共残念そうな顔をした。

何故だ?

「あ、後封印だけど、僕等を君の物にすればいいんだよ」

見た目美少女だから、その言い方は誤解を受けそうだな。

「どういう事だ?」

「私達が刀になるので、其れを貴方が拾ってくれれば良いですよ」

そう言い二人は此方の返事を待つことなどせずに、刀になった。

俺が出してくれると、分かった途端嬉し涙が流れる位には長い間、 此処に封じ込められていたのだろう。

脱出出来るなら、こんな所早く出たいのだろう。

俺はそう思いながら、今の武器を外し、

彼岸髑髏と、破軍之白刃を拾い装備する。

《彼岸髑髏を手に入れました。》

《破軍之白刃を手に入れました。》

『コレでよし!!君が私達のマスターだよ!!』

右から、彼岸髑髏が話掛けてくる。

じゃ、さっさとこんな所トンズラしますかね。








『『よろしくお願いします。マスター!』』







__________________













という事があり、俺は彼女達のマスターとやらに成ったのである。

そして、やはり予想していた通り、彼女達は名刀と呼ぶべき刀だった。

仮にも女性にこういう事を思うのは良くないのかもしれないが、二人共良い感じの重さを持っている。

故に振っている感触がちゃんとあり、良く馴染むし、良く切れる。

『『………』』

ごめんなさい………

ていうか、起きてたのかお前等。

『起きてたよー。仮にも女性にの所から。

ねー。ハク』

『ハイ。ちゃんと聴きましたよ。良い感じに重いんですよね?私達は』

ホントごめんない。

『全くホントデリカシー無いんだから』

『ええ、全くです』

大変申し訳ございませんでした。

『後で、何か奢るなら許す』

『ええ、其れで妥協します』

はい、奢らしていただきます。

『『良いでしょう』』

ありがとうございます。


さて、茶番は置いておいて、

そろそろ、合流しねえとな。

『ああ、妹ちゃんが待ってるんだっけ?』

ああ、紅音は時間には五月蝿いからな。

『マスター。三十分遅れまで許容している時点で妹様は相当寛容かと』

アーーアーーキーコーエーナーイー

『『…………』』


………さて、今何時だ?

pm17時30分。

集合時刻は何時だっけ?

[17時だね]

アッ、終わった…………



主人公のキャラが定まらない(´・ω・`)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ