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屍兎は自由人  作者: 平成兎
序章
1/75

げーむすたーと

どうも。

平成兎というものです。

初投稿です。

よろしくお願いします。





20xx年……大体東京でオリンピックやって、2、3年ぐらい経った頃、世界で最初にして、最高のVRMMOが発売される。


ゲーム名はfree online。


出した会社は今まで名前も聞いたことの無い会社。

でも、そのゲームは馬鹿みたいに売れた。



馬鹿売れだ。具体的な数は知らん。

まあとにかく売れた。社会現象になる位売れた。


俺は確実に買えるようにゲーム屋の開店10時間前から、ゲーム屋の前で待機していた。

その甲斐あって無事に買えた。


家に帰った俺は、ゲーム機に電源を入れた。


すると、俺の意識は暗転し、ゲームに入っていった。




























「こんばんは〜、ようこそfree onlineへ!

始まりの部屋にようこそ〜!」

ゲームを始まるとテンション高めの女の人が話し掛けて来た。

ちなみに美人。

「此処では、自分のアバターと、職業、種族が決められま〜す」

なるほど、成る程〜、

「では先ず、自分のアバターと名前を決めて下さ〜い」

そう彼女が言うと、電子のタッチパネルが出て来て、俺の手にはいつの間にかタッチペンが握られていた。怖い。

「名前はーーー モフ太郎でいいや」

そういえばログアウトしたら餌をやらねば。

「変な名前ですね〜、何でそんな名前に?」

「ウチで飼ってるウサギの名前だ」

そう言うと彼女は驚いた顔をした。

そんな顔もあるのか。凄いな。

「兎の名前でいいんですか!?」

「ああ」

「そうですか〜。じゃあ次はアバターを決めて下さ〜い」

うーん、リアルの姿でいいかな。

「俺のリアルの姿で」

「はい、オッケーです。じゃあ次は職業決めて下さいね」

そう彼女が言うとまたタッチパネルが出て来た。

職業か。確かfree onlineには魔法もあるし、

freeという位なんだから、職業も多いでしょう。

まあ、とは言っても剣使える奴しか見ないけどね。

取り敢えずタッチパネルを見てみると、


職業



剣士

剣で戦う。自由。


……説明少ねえな。


取り敢えず剣を使う上で有用な職業はこれだけだった。

まあうん、

「剣士で」

当然剣士を選ぶ。

他の選択肢は全部剣を使えなくて論外だった。

「はい、分かりました〜職業は始まりの街の教会という場所で条件さえこなせばチェンジ出来るようになりますので、いつでもどうぞ」

あぁ、其処は自由なんだ。

「あ、そうだ。剣士になるなら使う剣を二本決めてください」

そう言われて、目の前に出てきたタッチパネルを見る。

サーベル

青龍刀

軍刀

「軍刀二本で」

「分かりました〜。では、最後に種族を決めて下さ〜い。」

そう言うと、またタッチパネルが出て来た。


種族


エルフ

ドワーフ

鬼人

獣人

悪魔

……説明ゼロか。

うーん?自分が人間以外の種族になるのか。

不思議な体験だろうなー。

よし、じゃあ、

「悪魔で」

悪魔かなぁ。

「種族は変更出来ませんが本当に悪魔で良いですか?」

「あぁ」

「了解しました〜。これで、準備は完了です。

ようこそ!!、free onlineへ!!」

女の人がそう言うと俺の意識は暗転した。







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