【More daze番外編】 始まって一年と1か月近くが経とうとしてます
~ More daze 出演者さま控え室にて ~
「お前らに集まってもらったのは他でもない!『もあでーず』が始まって一年と一ヶ月が経過した!」
「英語でいいなさいよ波也」
「1か月って何かいりませんよね」
「一年ぴったりに作りたかったけれど、作者が英検の勉強なうだったから仕方なかったのよね」
「たわけっ!静まれ!!主人公の俺のいうことは絶対!」
―――という訳で、何か楽しいことをやりたいよね。
「おっ、天の声さん!」
「え、誰よ『天の声』って」
「天の声さんは、天の声さんでいいんだよ!」
ハヤテちゃんが大変なことになったり、燐くんがリバースしたりとちょっと酷い表現ばっかりだったよね。だから、たまにはほのぼのしたやつが書きたくなったんで、白川くんに集合かけてもらったわけです。Do you understand?
「まあ、せっかく来たんだしこのまま帰るってのもあれだしね」
「え、乗り気っすか」
「別に波也が可哀想だからって意味じゃないから!面白そうだからよ!?」
「歩ちゃんって濃いキャラしてるわよねー」
「で。
楽しいことっつっても何やるんだ、天の声さん」
「え、もしかしてノープラン?」
そんな訳ないじゃないですか!ちゃんと考えてきてますよ。―――題して、「もしMoredaze」!!
「……なにそれ」
「え、名前ダッサ」
はいそこ。文句言っていると出番減らしますよー?
…簡単に説明するとだね、「こんな○○は嫌だ!!」っていうやつのMore dazeバージョンだよ。考えるの楽しくない??
「いや、もうすでに過激的な表現で嫌なんすけど。俺、散々なの見てるんすけど」
「んな、かてぇこと言うなよ!!天の声さんだってあんまり、時間が取れなくて大変なんだから!それで行こうぜ」
「で、ルールはどうなってるのよ?」
ルールは、皆さん四人で「こんなMore dazeは嫌だ!!」を考えてもらいます。審査員は私で、ポイントをたくさんもらった人が勝ちです。
「へぇ、面白いわね。優勝商品はあるのかしら」
ありますあります!!優勝した方には、そのキャラクターの裏話を語ってあげましょうか。
「……普通だな」
「まぁ、小説だからね」
順番に見ていきます。では、お手元のフリップにお書きください!
~ シンキングタイム ~
…さてさて、書けたでしょうか?左から、波也、歩、燐、先生の順番で同時に裏返して出して下さい。それでは、はい!ドン!!
『鬼が、コスプレをしたおっさん』
『参加者が年端もいかぬ子供』
『何故かRPG風』
『私達が鬼』
……ほうほう、まずは波也から聞いていこうか?何これ。鬼がコスプレしたおっさん??
「嫌じゃね?世間でいう、お肌のキレイなレイヤーさんっていう人じゃなくっておっさん。フリッフリの服で武器持って追っかけてくるんだ」
「うわ、気持ち悪い!!」
「今の鬼でよかったわー」
成る程ね、確かに気持ち悪くてリタイアしたくなっちゃうね。はい、お次は歩ちゃん。これは??
「鬼の立場になって考えてみたの。参加者がまだ小さい子供だったら逆に、鬼は手を出しづらくて嫌になるかな、って…」
「あー、まだ明るい未来があるのに、『手を出したらこの子、終わっちゃう…、可哀想…』っていう罪悪感すか」
「そう、それ。可哀想になっちゃってこっそり現実の世界に返してくれそう…」
「いいな、それ…。子供になりてぇ」
「私達は、高校生と大人だからそうもいかないけれどね」
子供好きには、精神的に来るでしょうね。さて、お次は燐くんですがーーーーこれはどういった考えなのかな?
「逆にもう、別ジャンルになってるね」
「そう、スクールRPGになっちゃってボス倒しにいくみたいな……。雑魚は悪霊で、中ボスは鬼っす」
「逆にちょっと面白そうかもしれないわね」
「私、魔法使いやりたい」
「俺はもちろん剣士!!」
いやいやいやいや!!RPG系とかそういうファンタジー系は、既にあるからね!?私の他作品にご迷惑かけないで!?
…コホン。では、気を取り直してですね、先生の『私達が鬼』ですが、これは?
「逆に主人公側が敵だったら酷いかなって」
「ねぇ、何それ嫌がらせ!?俺に対する嫌がらせなの!?」
「さぁ、どうかしらねー」
…ふむふむ、成る程ね。確かに、鬼っていうと何か善人をぶちのめすって感じで、何か罪悪感湧いてきて嫌だね。
はい、終了!!全員の意見が出揃った、ということでして、判定にでます。先程も言いましたが、優勝した方には、その優勝者の裏話を語らせて頂きます。
さて、優勝者は誰なのでしょうか??
判定はーーーーーーーー……!!!!
………なんと全員!!!
「「 えぇえ!!!? 」」
びっくりしました?
「そらびっくりするわ!!!なんだよ、優勝者が全員ってやった意味無くないか!」
いや、皆さんの意見どれも良くて選べなかったんですよ。この中から1つを選ぶなんてね。私としては崖っぷちで自分が助かるか、友人を犠牲にするか、それとも救助に来てくれた人を巻き添えにするか、それか一緒に死ぬかの四択みたいなものなんです!!(演説風)
「……意味わかんない」
つまり、皆さんを想ってるんです。大好きなんです。生んだ親のナントカってやつです。
「意味わかんないって言ってるでしょっ!!…………っ、もう!帰るッッ!!」
「あっ、ちょっと鬼人さん!?まだ終わってないわよ!?」
「いいんですっ!」
「…どうしたのかしら…」
「大丈夫。あれは照れてんだよ」
……ほんと、素直じゃないですね。という訳で
、今回はお開きです!お疲れ様でした~。
「お疲れさーん」
「お疲れっす」
「お疲れさま」
すみませんね、次の台本の台詞覚えるの大変なのにね。付き合ってくれて、ありがとうございました。
「構わねぇよ、結構楽しかったしな!」
「たまにはこういうのも悪くないっす」
「そうね、楽しかった」
……じゃあ、せっかくなんで挨拶!ありがとうございましたー!
「 「 「 ありがとうございました!! 」 」」
おしまい。